佐々木マキ「まじょのすいぞくかん」読了。
女の子と犬がいつものように森に遊びに行くと水族館がたっていました。この前来た時は原っぱだったのに。ドアは開いています。入ってみると水槽にアマゾンの半魚人が。すごい。見ていくとテングザメ、チョウチンクマアンコウ、ブタフグモドキ…なんかおかしい。するとかすかな声がします。助けてくれ、水の中から出してくれ。水槽につながったバルブを開け水を抜くとフグブタモドキは3匹の豚に。チョウチンクマアンコウは熊に。テングザメは象に。逃がしたところで魔女が帰って来て女の子はコムスメキントトに、犬はワンコロマンボウに変えられてしまいます。ワンコロマンボウは犬と同じ色のマンボウ、コムスメキントトはピンクに赤の斑点の金魚です。かわいい。二人のことを心配して帰って来た動物たちが魔女を水槽に落とします。すると魔女はイカに。マジョイカモドキとみんなは名づけました。女の子と犬は網ですくいだそうとしたらイカの魔女が呪文を唱えます。水族館は消え原っぱに。魔女はほうきで飛んでいきました。半魚人は偶然来ていた郵便やさんでした。
女の子を金魚にするなんて趣味のいい魔女さんだなと(共感するなっ)。