小型の無人ヘリコプターが能登半島の田んぼで肥料などを空中散布している光景をたまに見る。田んぼに落ちないように、なるべく低空で飛び、肥料が他人の田んぼに拡散しないようにと農家の若い人が意外と気を使って操縦している。コンバインや耕運機とは違い、農業と空飛ぶ工学機械のコラボレーションという感じがする。
昨日から報道されている、首相官邸の屋上で見つかった小型無人飛行機「ドローン」は不気味な気がする。事件なのか、事故なのか。報道によると、官邸の屋上で見つかった「ドローン」は直径50㌢ほどの大きさで、4つのプロペラで飛ぶタイプという。小型カメラと液体の入ったペットボトルの容器が付いていたようだ。問題は、この容器には「放射能マーク」があり、直径3㌢、高さ10㌢ほどで、ふたがしてあり、放射性セシウムが検出されたという。
家電量販店で価格1万から15万円で買えるドローン。操縦しながら、VTRで撮影した映像をリアルタイムに手元のスマートフォンに見ることができるという機能があり、趣味の世界でも広がっている。ただ、むやみに上空を飛ばれては、地上の住民としては不安が募る。ドローンなど小型無人飛行機は航空法上、250㍍までの高さだったら自由に飛ばすことができ、オモチャの模型飛行機と同じ扱いとなっている。個人的なホビーユースから、建築施工など業務用まで多様な用途があるがゆえに、今後台数も増えればそれだけ、地上への落下というリスクや、犯罪に使用される、つまり武器としての懸念も出てくる。
もし、ドローンを官邸に墜落させた人物から「誤って落とした」との名乗りがなかったなら、わざとセシウムを散布するために飛ばした武器、つまりテロとして判断されるのではないだろうか。今後、勝手に上空を飛ばさないためにも規制が必要だろう。庭木や電柱、鉄塔、高層ビル、人為ミスなど小型無人飛行機を阻むものは多々ある。田んぼの上空ならいざ知らず、ホビー感覚や業務用途で住宅の上空など勝手に飛ばしてほしくない。今回のニュースを見てそう感じたのは私だけだろうか。
⇒23日(木)朝・金沢の天気 はれ
昨日から報道されている、首相官邸の屋上で見つかった小型無人飛行機「ドローン」は不気味な気がする。事件なのか、事故なのか。報道によると、官邸の屋上で見つかった「ドローン」は直径50㌢ほどの大きさで、4つのプロペラで飛ぶタイプという。小型カメラと液体の入ったペットボトルの容器が付いていたようだ。問題は、この容器には「放射能マーク」があり、直径3㌢、高さ10㌢ほどで、ふたがしてあり、放射性セシウムが検出されたという。
家電量販店で価格1万から15万円で買えるドローン。操縦しながら、VTRで撮影した映像をリアルタイムに手元のスマートフォンに見ることができるという機能があり、趣味の世界でも広がっている。ただ、むやみに上空を飛ばれては、地上の住民としては不安が募る。ドローンなど小型無人飛行機は航空法上、250㍍までの高さだったら自由に飛ばすことができ、オモチャの模型飛行機と同じ扱いとなっている。個人的なホビーユースから、建築施工など業務用まで多様な用途があるがゆえに、今後台数も増えればそれだけ、地上への落下というリスクや、犯罪に使用される、つまり武器としての懸念も出てくる。
もし、ドローンを官邸に墜落させた人物から「誤って落とした」との名乗りがなかったなら、わざとセシウムを散布するために飛ばした武器、つまりテロとして判断されるのではないだろうか。今後、勝手に上空を飛ばさないためにも規制が必要だろう。庭木や電柱、鉄塔、高層ビル、人為ミスなど小型無人飛行機を阻むものは多々ある。田んぼの上空ならいざ知らず、ホビー感覚や業務用途で住宅の上空など勝手に飛ばしてほしくない。今回のニュースを見てそう感じたのは私だけだろうか。
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