地底人100物語

相手にとって不足なし

鳥井原温泉「ハーブの湯」(新潟)

2017年02月05日 | さらば愛しき地底人
鳥井原温泉「ハーブの湯」

新たな地底人による地球侵略が頻発する一方、静かに地底に消え行く地底人もまた少なからず。
そんな消え行く地底人たちのかつての雄姿に乾杯!

しばらく休業中だったハーブの湯が、2014年12月から冬季週末限定で営業を再開しているよっ!とのことで行ってきた。
関越道を越後湯沢ICで降り、岩原スキー場のゴンドラの近くとのことで、まずはゴンドラを目指す。

ゴンドラにたどり着くと、川の対岸の高台にハーブの湯が見えている。

この先の橋をぐるっと回りこむと林の中の一本道。

看板に従い脇道へ。

現れたのは白亜のペンション風建物。


玄関前には入浴料と営業時間の案内板。


到着したのはやや出遅れたお昼頃。
受付を済ませ

館内を見回すと、館内は白と木材を基調としたシンプルかつ清潔な空間だ。


湯上りの一休みや待ち合わせにも便利な休憩スペースがありがたい。

では、温泉に行こう。

脱衣所は広く、ここも白と木材のスペース。

浴室へのスライドドアを開けると六角形の空間。
手前に洗い場、奥の窓側に沿って湯船が作られている。


湯船の中央には岩造りの湯口から二方向に投入。
お湯は寸止めで、溢れ出しなしのほぼ循環仕様と思われる。
極うっすらと緑がかった透明。
投入されている湯口の湯は、無臭だったりボイラー臭があったりと変化が感じられた。
源泉温度がやや温めなので、ボイラーをオン/オフにし温度調整をしているのだろう。
粉っぽいような味。
ペタッとした張り付きながらもスベスベとした肌触りは、単純温泉とはいえ、硫酸塩を感じさせるものだ。
循環とはいえ、なかなか侮れない。

十分に温まったら露天風呂へ。

岩組の2段の湯船と水風呂。

さすがにこの季節、水風呂はパス。
お湯は岩組の湯船の上段の湯口からザコザコ投入され、下段の湯船へ流し込み。
そのためか、上段の湯船は適温、下段は温め。

上段と下段の湯船を交互に移動しつつ、対岸の岩原ゴンドラをぼんやりと眺めて過ごす。

浴室を振り返ると白亜の壁に「ハーブの湯」

ゴンドラ下から見えたのはこれだったのか。

最後は内湯に入りなおして上がるとしよう。
うむ、温まりの良いグッドな湯だった。


鳥井原温泉
アルカリ性単純温泉
35.9℃ 成分総計446.5mg/Kg
分析年月日 平成17年6月15日

新潟県南魚沼郡湯沢町大字土樽743-11

2016年3月の入浴メモより


2014~2015の冬季と2015~2016の冬季は営業したものの、2016~2017の冬季は営業せずに休業。再開の予定はないとのことだ。

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