地底人100物語

相手にとって不足なし

竜ヶ窪温泉「竜神の館」(新潟)

2023年08月13日 | さらば愛しき地底人
竜ヶ窪温泉「竜神の館」

新たな地底人による地球侵略が頻発する一方、静かに地底に消え行く地底人もまた少なからず。
そんな消え行く地底人たちのかつての雄姿に乾杯!

今回旅人が向かったのは津南の名水「竜ヶ窪の水」にほど近い竜ヶ窪温泉。
独特のカラーリングの日帰り温泉施設であります。

小鳥のような外観ですね。
近づいてみるとウッディな造り。
地元の木材をふんだんに利用したのかな。

館内には、岩と石で作られた洋風の「竜神の湯」と、木を多用した和風の「縄文の湯」の2つの浴場があります。
今日の男湯は「縄文の湯」。
さっそく裸になって突撃しましょう。

浴室に入ったとたん感じるヨウ素臭。
うわぁ~、一気に気分が高揚します。
マニアには堪らない臭いです。
そして目に飛び込むのは「火焔型土器」の湯口。

ドバドバと繰り出されています。
手桶が置いてあるのでかけ湯槽も兼ねているのかな。
かけ湯をたっぷりとして、お湯をいただきましょう。


ちょっと黄色がかった透明湯は、甘味の強い塩味で、肌にべったりと張り付くようです。
体が温まったら露天風呂へ。
内湯と露天風呂はつながっていて、奥の四角い枠がわかるでしょうか。
ここから湯に浸かったまま露天風呂へ出ることができるんですね。
冬の寒い時期には有難いかも。

露天風呂は縦に長い造りで、湯船の縁が木だったり、湯船の中にウッドデッキがあったりと和のテイストを演出しています。
その露天風呂、手前はジャグジー仕様。
ついで寝湯。奥が普通の湯船となっています。
奥のほうから見るとこんな感じ。


このジャグジー。
これが曲者で、湯が攪拌されているもんだから、泡立ってヨウ素臭がムンムン。
露天エリア全体に臭いをまき散らしているんです。
いやぁ~、タマランチ会長絶好調。
臭いにクラクラ、体がホテホテになったら水風呂へ。

水風呂とサウナも露天エリア。
クールダウンしたらもう1ラウンド、縄文の湯と勝負です。


竜ヶ窪温泉
ナトリウムー塩化物温泉 60.1℃ 成分総計 8968mg/Kg
分析年月日 平成6年9月13日


新潟県中魚沼郡津南町大字谷内7031
TEL 025-765-XXXX

2009年6月の入浴メモより

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2019年11月21日より休館(再開の見通しは未定)

<竜神の館ホームページより>
都合により、11月21日(木)より冬期休業となります。
利用者の皆様には、永年にわたり当温泉をご利用頂き、又、様々なご支援を賜り誠に有り難うございました。
厳しい経営状況の中、当面は冬期間の休業という形となっておりますが、再開の見通しや時期に関しましては未定です。
尚、11月19日(火)は臨時営業いたしますのでご利用下さい。

現在、当施設の所有者であり筆頭株主でもある津南町当局との話し合いを継続しております。営業再開の見通しが立ちましたら、ホームページ上でご報告いたします。

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一時休業していましたが、2021年4月26日(月)から営業再開しているようです。
<竜神の館ホームページより>
たいへんお待たせしております
このたび、津南町竜ヶ窪そばの「竜ヶ窪温泉 竜神の館」は、新たな運営会社にて2021年4月26日(月)に営業を再開する運びとなりました。

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先日ローカル紙の新潟日報に、休業の記事が掲載され、龍神の館のホームページにも以下のお知らせがありました。
休業から復活し、また行きたいなぁ~と思っていたんですが・・・
残り1か月、もう一度いけるかな?

休業のお知らせ[9/18(月)]
当館「竜ヶ窪温泉 竜神の館」は、令和5年9月18日(月)をもちまして休業とさせていただくこととなりました。
前運営会社様より運営を引き継いで、2021年4月から当館運営に従事して参りましたが、昨今のエネルギーコストの急騰・源泉配管トラブル等が続いていることから、やむを得ずこのような判断をさせていただきました。

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