新年早々に、鉄道雑誌で「鉄道ファン」と両雄をなしていた「鉄道ジャーナル」が休刊という報道があり、ビックリするとともに、なんで「ジャーナル」が休刊になるのか、よくわかりませんでした。
早速最新号を購入してみましたが、やはり「休刊のおしらせ」がはっきりと書かれていました。
鉄道ジャーナル最新号
休刊のお知らせ
子供の頃、よく父が「鉄道ファン」を「おみやげ」と称して買ってきてくれて、迫力ある車両の写真が多数掲載されている「ファン」を隅々まで何度も何度も見ていた記憶があります。
お小遣いがもらえるようになると、自分で買ってみようと思いましたが、「ファン」は子供には高価な雑誌で、毎月買えるような代物ではありませんでした。しかし、「鉄道ジャーナル」は「ファン」よりも少しお安い価格だったので、毎月は無理でしたが、数ヶ月おきぐらいなら自分でも購入でき、「鉄道雑誌を買う=書店に足を運ぶ」きっかけとなりました。
お安い価格なので、「ファン」よりも写真のページ数は少なく、自分にとっては比較的文字が主体の鉄道雑誌という感覚でしたが、自分の好きな鉄道を通じて、子供時代に「長めの文章を読む」というトレーニングが自然とできていたのかもしれません。
数多の「鉄道ジャーナル」ですが、2018年3月号(通巻617)特集「山手線と新宿駅」だけは絶対に手放さないと思います。よく利用する新宿駅ですが、特に戦後の混乱の中で新宿駅周辺がどのような状態だったのか、それを解決するために国鉄・民鉄・営団や地方自治体がどう対処したのか、その結果 - わずか数ページですが - 何気なく利用している新宿駅の生い立ち知ることができた、自分にとっては貴重な資料です。
特集:「山手線と新宿駅」
悲しいことばかり続いているような気がしますが、今年一年もなんとか乗り切っていきたいです。
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