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コキの反射板を塗装するために、以前購入したガンダムカラーを探したことがありました。その時、ガンダムカラーが入っていた「パンドラの箱」がグリーンマックス京王帝都電鉄5000系キットです。
グリーンマックス京王帝都電鉄5000系キットの外観
数年前に再販された時、購入したものです。鉄道模型を再開した頃、まだ業界の様子(都合?!)がよくわからず-そのうち在庫がない謎を知りましたが-在庫を一生懸命探した製品の一つです。再販日に模型店へ直行し、トータル4両セットと3両セットをそれぞれ2箱ずつ(2編成分)購入しました。
一応、完成した第一編成
京王帝都電鉄の5000系といえば、試験的な意味合いで多彩な冷房機を搭載し、武蔵野の大地を疾走しましたが、中でも分散型冷房機がずらりと並んだ編成は、丸みのある車体と屋根上の幾何学的な直方体とが違和感なく一体化し、見事なシルエットを醸し出していました。
分散型冷房機を搭載した京王帝都電鉄5000系
そこで、第一編成はオール分散型冷房機を搭載させ、逆に第二編成は集中型など様々な冷房機を搭載した編成とすることとしました。キットを12月に購入し、年末を利用して作製しました。何とか大晦日までに仕上げて、特急「迎合」号の終夜運転を計画しておりました。
しかし、第一編成がほぼ完成したところで、第二編成分はあえなく「パンドラの箱」と化してしまいました。下の図は、第二編成のキット箱を開けたときの様子です。まだ台車とかが無惨にも眠っています。また、塗装した冷房機のパーツも、そのまま放置されています。いわゆる手が止まってしまいました。
箱の中の様子 塗装されたままの冷房ユニット
グリーンマックストは、昔から「作る楽しみ」を提供することをコンセプトとしており、今回のキットにも、添付シールが実に豊富でした。そのため、どれを貼ろうか楽しみながら迷いましたが、折角なので行き先や種別などは先頭車ごとに異なるものを貼ってみました。この行き先を選ぶ作業は、楽しかった、です。ここまでくれば、もう完成間近で、あとは車番を貼れば完成です。
ほぼ完成状態
しかし、なぜパンドラの箱になったのか?
遠目に見れば問題ないのですが、実は車両の顔とも言うべき車番の貼り付けに失敗してしまいました。京王帝都電鉄5000系の顔は、狭い面積に様々なものが詰め込まれたようになっており、しかもかなり凹凸があります。インレタで提供された車番を、共に出っ張った幌枠とテールライトとの間の谷間みたいなところに貼らなくてはなりません。これが、不器用な小生にはまさに地獄でした。1枚貼るのに何時間要したことでしょうか。
見事に貼れた車番
失敗、失敗、また失敗・・・これでイヤになってしまいました。小生には貼れません!ここまで出来ていながら、なぜ綺麗に貼れない!!!
グリーンマックスのお店でインレタが分売されていることは知っています。買えばいいのです。買ってもう一度貼ればいいのです。しかし、どうしても買うことができません。
それ以来、第二編成は押入の奥深くに眠ることとなりました。ガンダムカラーによって久しぶりに発掘されましたが、まだキット類は無事なようでした。模型にはなんら罪はありません。己の技量が足りないだけです。ゴメンよ、5000系。果たして、箱を開けた勢いで再開できるかどうか、試練です。
今となっては懐かしいパノラミックウィンドウ
ところで、なぜパート1なのでしょうか?残念ながら、押入の中には「パンドラの箱 パート2」もあるみたいです。
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・ガンダム大地に立つ?! - 鉄道模型
TOMIXの建物コレクション駅Bも無事レイアウトに設置出来ましたので、先日作製したGM製の小型駅も設置してみました。併せて、駅前整備を行い、ほぼ街の形も完成してきました。
設置した小型駅
街コレを多用していますが、GMキットなども活用し、それなりの雰囲気がでているのではないかと満足しています。
小型駅とホームの間には本線が走っているため、ホームへは地下道を通っていきます。小型駅の階段部分を切り落とし、GM製商店入口アーチの地下通路出入口を「接続」してみました。ホームはTOMIX製です。
ホーム上の地下通路 小型駅の地下通路
下手でお恥ずかしいのですが、自分で作るとやはり楽しいですね。
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・小型駅を作ってみました - グリーンマックス
突然、何か作ってみたくなり、昨日の日曜日にグリーンマックスの小型駅を組み立ててみました。
不思議なもので、作りたいと思ったら、パッパッパとベタですが色を塗ってしまいました。夏なので乾くのも早く、すぐに次の色も「のせる」ことが出来、ほんの数時間で組みあがりました。その代わり、出来映えは今ひとつですが・・・
シールは適当に貼り付けましたが、付属の売店や物置はまだ作っていません。
張り合わせもいい加減ですし、マスキングもしなかったので塗装もダメダメです。
子供の頃だったら、神経質に1週間ぐらいかけて慎重に作ったことでしょう。そこまでしなくても雰囲気がでればいいやと思い、下手でも造っているときの、なんというか妙な高揚感が楽しくて、本当にパッパッパという間に完成しました。「造る楽しみ!」を久しぶりに味わったような気がします。また何か造りたいですね。下手でも楽しければOKでしょう。
現在、レイアウトの都市計画を見直しており、近々大幅な改良を予定しています。それに併せて駅舎も対応出来るようにしました。レイアウトに設置したらまたご紹介いたします。
階段部分を切り落とした状態
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・小型駅を設置 - グリーンマックス
久しぶりにレイアウト上にストラクチャーを設置してみました。走らせることで満足しているのですが、あまりにも情景が寂しいので、電車庫もどきの場所にグリーンマックス製の洗車台を設置してみました。
設置した洗車台の様子
組み立て作業はほとんどなく、塗装・組み立て、設置まで半日あれば十分終わります。洗浄台の表面は水性カラーのラフグレー(粗面)で塗装し、縁に黄色線を入れてみました。相変わらず塗装力がありませんが、まあそれらしい雰囲気は出ているのではないかと思っています。
特に意識しなかったのですが、グリーンマックスの洗車台には、台が高く柵があるタイプと、台が低く柵がないタイプの二種類があり、両方設置されることになりました。程良いアクセントになっているのではと思っております。