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気が付いたらもう7月・・・早いものです。
さて、以前から調子があまり良くなかった、レイアウト上のY字ポイントですが、とうとう転換不良が多発するようになってしまいました。電圧降下も起きているようなので、早急に対処したいのですが、釘で打ち付けて、バラストも撒いてあるため、レイアウトから取り外すのが厄介です。しかし、このままでは運行に支障を来します。
もう5年近く使っているので、そろそろ交換しても良い時期なのかもしれません。早速、夏休みの宿題候補が見つかりました?!
TOMIXのEF66の台車枠(DT133N形品番0433)ですが、新しい部品と交換したため、手元には壊してしまった台車枠が残りました。このまま片づけてしまうのも何なので、自己流で修理してみることにしました。
止めが効かなくなったEF66用台車枠
止めが効かなくなったのは、下図の赤円内にあるツメが短くなってしまったためです。そこで、このツメを元の長さに戻せば止めが効くようになるはずです。何か良い方法がないか色々考えてみたところ、ちょうど良いものがありました。ホッチキスの針です。これならば、加工も容易ですし、部品代もほとんどかからず、強度も期待できそうです。
壊してしまったツメ
早速、ホッチキスの針の、短辺(赤円)の方を6:4程度に分割するようニッパで切り出し、長い方を用いることにしました。
修理に用いたホッチキスの針 ニッパで切り出した針
一方、台車枠ですが、先ほどの赤円内のツメをニッパで綺麗に切断し、ピンバイスでホッチキスの針を取り付ける穴を貫通させました。今回、ピンバイス径として0.5mmを選択しましたが、0.4mmの方が良かったかもしれません。
貫通させる穴の位置は、残存しているツメの場所などを参考にしつつ、「天性の適当さ」で穴の位置を決めました(一発勝負の割には、本当にいい加減で す・・・)。開いたには開いたのですが、位置がやや上・内側すぎました。下の写真よりも、もう少し下・外側で良かったと思われます。
ピンバイスで開けた穴と位置
開けた穴に針を通してみましたが、イメージとは異なる位置になってしまいました。もう一度、開け直すことを考えましたが、穴の直近に新たな穴を開けるのは難しいと判断しました。そこで、ホッチキスの針を少し曲げて、強引に目的とする場所で支持できるようにしました。
針の取り付け位置
ピンバイス径0.5mmで開けましたが、やや緩い感じがしますので、接着剤も併用して固定することにしました。これで概ね針は固定されると思われます。
台車枠を元に戻してみました。正常品と比べると、やや傾いておりますが、以前と比べてきちんと止めが効くようになりました。恐らくこれで大丈夫でしょう。
針で修理した台車
修理した台車の様子 正常品の台車の様子
EF66に戻してみたところです。針の場所もそれほど目立たないように思われます。のぞき込めば、見えてしまいますが、どうしてもというのであれば、軽く着色すれば改善できると思われます。
修理した台車の外観 修理痕の様子
本線で試運転を行ってみましたが、問題なく走行したので、台車枠の修理は「これにて一件落着」です。修理時間は30分程度だったでしょうか。
私事で大変恐縮ですが、ここに来て「夏の疲れ」がどっと出たのか、体調をすっかり崩してしまいました。この連休中に開催されるイベントに出かけようと思っていたのですが、残念です。皆様も、お体ご自愛くださいませ。
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先日届いたDT133N形動力台車(グレー)ですが、EF66-54号機のものと色合いがあうのかどうか心配でした。
新しく届いたDT133N形(グレー) 破損させてしまった台車
色合いの差異(上:新しく届いた台車 下:従来の台車)
しかし、実際に並べてみると、ほとんど同じように思われます。まあ、多少違っても台車枠を壊してしまったのは自分なので、仕方ありません。それよりもきちんと走ってくれることの方が重要です。
早速新しい台車に換装させ、本線を走行させました。もう、全く異音は発生しませんし、実にスムーズな走りです。
新しい台車を換装させた様子 換装させる前の様子
EF66-54号機の全体像(左側が換装した台車)
一方、EF66後期型についても、同様に台車を交換し、試運転を無事終えたところです。
これからは、もっと丁寧に扱うよう致します。
復活したEF66-54号機
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TEC STATIONからEF66の台車2種(黒台車枠およびグレー台車枠)が届きました。週末に取り組むことにしましょう。
EF66用黒台車枠 EF66用グレー台車枠
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EF66の台車枠を知らぬ間に破壊しておりました。かなり精神的なショックを受けましたが、いつまでもいじけているわけにはいきません。なんとか固定させようと、あれこれ考えてみましたが(針金でツメの代替を作る?!)、さすがに細かいところなので修復できそうにありません。「止め」が効かない台車枠を接着剤で接着することも考えてみましたが、台車の分解清掃が困難になるのではないかと思われ断念しました。
このまま状況を放置するわけにもいかないので、TOMIXのTEC STATIONを通じてEF66の動力台車を注文することにしました。後期型については、「動力台車DT133N形(黒台車枠)」(品番0432)を選択しましたが、54号機については該当するものがありません。ただ、その下欄にEF66(あさかぜ)用の「動力台車DT133N形(グレー)」(品番0433)が掲載されていたので、色合い等が合うのか、いささか心配でしたが、「ダメ元」で注文してしまいました。果たしてどんな結果になることやら・・・
お客様相談室とか、アキバ等の模型店での「部品探し」なども考えましたが、今回はTEC STATIONを利用してみました。しかし、なぜTEC STATIONなのか?冷静に考えると、確かに、「何で?」だったかな・・・
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