魚のアトリエ”うおとりえ”

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 「魚っ食いの365日

2012年問題・・・(1)団塊世代の退職趣味探し

2011年09月25日 | 真魚のたわごと

 2012年問題があると聞きました。
  いろいろな、2012年問題があるようですが、ここでは団塊世代の65歳到達の諸問題。

  就労の問題、年金受給の問題、消費がどこに向かうか、いろいろ課題はあると思うが、
 団塊の世代が65歳を迎えるこのとき、一番の課題は人生の第三ステージの過ごし方だろうと
 思う。

  団塊の世代が迎えるこのときばかりではなく、どの世代の人たちもこの時期を迎え乗り越えて行った。
 どう時間を過ごしたらよいか、時間を持て余し、何をしたら良いか悩んでいる人も多いと聞く。
 そのための趣味探しをしている人も多いと聞く。

 趣味探しの方々に是非お奨めしたいことがある。
 「家事」を趣味とすることである。「趣味」として家事を行うことである。・・・どちらでも同じか?

  家事に代表されることは、炊事・洗濯・掃除に育児・子育てである。子育ての時期はもう過ぎたから、
 その代わりに「自分を養う」を入れたらよいと思う。

  これを趣味としてしまおうというわけである。趣味としてやるには楽しみがないといわれるかも知れない。
 確かに一見楽しそうには見みえない。そうだろうか、ゴルフだって、囲碁・将棋だって、毎日々々やって楽しい
 だろうか。とびとびにやるから面白いのであって、毎日やるものではない。

  第一相手がいる。絵画・音楽(演奏)はどうだろう。これだって観てくれる人、聴いてくれる人がいてこそ
 楽しいことだ。それでいいではないか、という反論が聞こえる。全くその通り。いやいや、大きなお世話を
 焼いてしまった。

 そういう趣味のない方にお奨めする「家事」の良い点を挙げてみよう。
 ・毎日、欠かさずできること。
 ・趣味と実益を兼ねていること。
 ・健康的であること。
 ・他人が喜ぶこと。
 ・ときに、芸術的才能が発揮できること。
 ・きわめて奥行きが深いこと。

   (それぞれの分野に専門家・評論家がいるくらい。家政学という学問もある)

  一つひとつに解説は要らないでしょう。
 これほどの利点を備えている「趣味」は他にあるでしょうか。とくに、これから、20年、30年とやるのは
 うってつけの趣味なのです。自らの健康を作り他人が喜ぶ、つまり「自分を養う」ことになるのです。

  続く。

 


  
 
コメント
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