魚のアトリエ”うおとりえ”

新鮮な魚を美味しく食べたい!!
 「魚っ食いの365日

2012年問題・・・(3)選手交代、主夫の登場!

2011年09月29日 | 真魚のたわごと

 実際に家事をやってみてこれほど興味があることはない。
 専業主夫として、選手交代して10年になる。

 もちろん、交代せざるを得ない事情はあったのだが・・・。
 交代するからには、消極的にやるのではなく、積極的にやってみようと考えた。

 積極的にということは、楽しんでやることにであり、
 創意工夫をすることであり、
            こだわることであり、
            極めることである。
        そして、これを継続することである。

 たとえば、物のいのちを大切に、何でも最後まで使い切ること。
  歯磨きチューブ、マヨネーズ、ケチャップ、練りわさびなど、
  チューブ入りのものは、最後の最後まで絞りきる。
  歯磨きなどは、もう使い終わったと思ったときから、1週間分は残っている。
  我家ではこれを、最後の最後まで絞りきるので「一滴絞り」と称している。
  衣類でも何でも、捨てようかなと思ったとき、雑巾にでも何でも使って、
  もう一度最後のお勤めをさせている。
   この、一滴絞りが結構楽しい。

  冷蔵庫の野菜は、切れ端といえども瓶に入れたり、ラップに包んでとっておく。
  こうして、いつも在庫状況を確認しているから、古くして捨てることはない。
  残り物を上手に調理する技を身につけることになる。
  だから、新たな発展もある。創意工夫をすることになる。

  食材の購入にもこだわる。
  出来るだけ、その季節のものをもとめる。地元産をもとめる。新鮮なものを
  もとめる。誠意のある店を探す。生産者から直接買えるものはその生産者を
  探す。

  素材から調理することにこだわる。
  調理済み食品は買わない。豆腐、納豆、ハム、ソーセージなどは作れるかも
  知れないが、そこまではしない、出来ない。お茶、コーヒー、紅茶もしかり。
  しかしそのペット入り飲料は買わない。自分で淹れる。味噌・醤油・塩・酢
  などの調味料は欠かせないが、調合済み調味料は使わない。たいてい、本来の
  調味に不要な添加物・保存料を用いているから。出来るだけ自分で調合・調味
  する。

  養殖の魚も買わない、食べない。
  養殖しなければ仕方ないものはともかく、
  天然のものの方が美味しく、環境にも優しい。

  
 このようにしてみると、天然・自然・本来・本物・本質が見えてくる 
 ようで これも結構楽しい。
 年齢のせいかも知れないが、そうであれば年齢に相応しい 生活かとこれも納得
 する。時間にゆとりのない若い世代には出来ないことだが、 今の自分には出来る
 のでそうしている。

 他人に迷惑をかけるこだわりはいけないが、こんな生活も 趣味にまで昇華す
 ればこれまた楽しい。残念ながら、極めたと言えるほどのものはないが・・・。
 
つづく

 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする