これって何でしょうか?
製氷皿と氷、そうです。
でもただの氷ではありません。
これは、芝エビのつみれを茹でたときの茹で汁です。
その茹で汁を保存するため、冷凍にしたものであります。
わが家では、新鮮な芝エビがあったとき、大量に買い込んで、
一挙に沢山のつみれをつくり、常備・保存食として活用しています。
それはそれで、大変便利で重宝しているのですが、更にその茹で汁が
大変結構な「だし汁」になります。上品で濃厚で、吸い物・味噌汁・
煮物など、万能出汁となります。
しかしながら、保存期間が限られるので、冷凍にすることを考えた。
製氷皿で凍らせて使ってみた。
これが真に重宝で、3、4個つまんでは鍋に入れば、味噌汁、吸い物に
なる。
これで、身の部分は余すところなく使い切るのだが、頭をどうするか。
脳みそのところは濃厚なだしが取れるはずなのだが・・・
魚の師匠に尋ねたところ、頭をさっと茹でてからすり鉢でつぶした後
茹で漉せば濃厚な出汁が取れるとのご託宣。その通りにしてみた。
その出汁を使って、かき揚げ天丼を作ってみた。思わず、美味い!を
連発する味わいであった。
もちろん、この濃厚だしも製氷皿で冷凍にして、その後連日重宝している。