魚のアトリエ”うおとりえ”

新鮮な魚を美味しく食べたい!!
 「魚っ食いの365日

魚っ食いの食卓・・・3/4~10

2012年03月10日 | 魚の食卓
 ブリとカツオに明け暮れた一週間だった。
 大物魚が続いたため、さすがにいささか押され気味。

 なれど、週末には続いてメジマグロのご到来となり、
 まさに大物3連打と相成った。

 加えて、アサリの美味いシーズンを迎えてこれも
 食べないわけにはいかない。 ”うおとりえ”の
 台所は大忙し。


                【朝 食】                【夕 食】
3/4(日)
      

   カツオの角煮 卵焼き ポテトサラダ 焼き海苔   ブリの粕漬け(焼) 海老そらまめ炊き込みご飯 汁椀
   ごぼう炊き込みご飯 味噌汁                

 5(月)
      

   カツオの角煮 めかぶ納豆かけご飯 胡瓜の酢の物  ソーセージ野菜炒め 大根おろし おかか昆布 汁椀
   焼き海苔 味噌汁

 6(火)
      

   エビ大根 めかぶ納豆かけご飯 味噌汁        カツオの粕漬け(焼) ポテトサラダ 海苔佃煮
                                おかか昆布 汁椀

 7(水)
      

   ソーセージ野菜炒め おかか昆布 味噌汁         ブリの粕漬け(焼)野菜炒め ポテトサラダ 汁椀

 8(木)
      

   カツオの角煮 卵焼き 焼き海苔 アサリ潮汁     メジマグロかま塩焼き アサリ葱ぬた メジのレバー煮つけ 
   卵焼き 焼き海苔                     汁椀

 9(金)
         

   カツオの角煮 納豆 焼き海苔 味噌汁        ちらし寿司(スズキ・メジ・メバチ) 味噌汁 

10(土)
      
    パン・マーマレード コーヒー              芝エビとアサリのかき揚げ 汁椀
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芝エビは美味い万能食材

2012年03月10日 | 魚食生活
    芝エビを徹底的に食べ尽くす

横浜中央卸市場に、極上の芝エビの入荷があると必ず買う。
まとめて調理しておくと、美味しく・便利な・万能食材となるから。

 シバエビは、こんな姿をした小さな海老です。
 体長は10cm前後、体重6~10gくらい。

     
 
 卸市場ではこんな姿で店頭にあります。

     

  卸市場では、1kg単位で量り売りしてくれます。
  小売の魚屋さんでは、パック詰め(20~30尾)で売っています。

 
 この海老を、頭を取って背ワタを抜いて、殻を剥きます。
 まな板の上で細かく刻み、すり鉢(当り鉢)でざっとすり潰します。
 その時、塩少々を加えます。

     
  
 小さじですくって、手のひらで小さく丸め、熱湯の鍋に落とします。
 浮き上がったら茹で上がりです。

     
 
 高級な椀種となります。
 茶碗蒸しの具になります。

     

 味噌汁に一つ入れれば、味がぐんとよくなります。
 野菜炒めにも、お好み焼きにも便利です。

 炊き込みご飯によくします。
 お釜に、酒・塩・醤油で好みの味付けをして、
  えびしんじょうを適宜お釜に入れて炊くだけ。
  美味しい炊き込みご飯の出来上がりです。

      

 まだまだ、使い道はいくらでもあると思います。
 いちどに沢山作って、冷凍しておくと重宝します。

     


 隠し技ーその1は、この茹で汁の活用です。
 たっぷりの水で茹でましょう。
 この茹で汁には、たっぷりの濃厚なダシが出ています。
 これを捨ててはいけません。
 瓶につめて取っておきます。

     

  吸い物に、味噌汁に、煮物に、炊き込みご飯の中に、
  上品で濃厚な出汁として使います。

      
 隠し技ーその2
  沢山作った時には、製氷皿でダシ氷をつくって保存します。

     

  このダシ氷を2~3個を鍋に入れ、
  海老しんじょうを2~3個落として、
  水をちょっと加えて火にかけ、
  醤油を加えれば吸い物に、
  味噌を加えれば味噌汁になります。
   いちど味わったら、止められなくなります。

     

 今回は、3kgを一時に作りましたが、これは結構な仕事です。
 はじめは、1kg(120~130尾)くらいで始めるのがよいと思います。

 
 隠し技ーその3 海老のワタヌキ
  背ワタは抜いておかないと、茹で上がったときに黒く目立ちます。
  芝エビの背ワタのとり方は、楊子でとるのが普通ですが、
  キッチンペーパーを使います。

   海老の頭を、手でもぎ取ります。
   ちぎったところに、背ワタの端がのぞいているので、
   そこを、ペーパーでつまんでそおっと引き抜きます。

   その後、殻を剥き尾の付け根を指で押さえれば、身が取れます。


 芝エビをそのまま、塩茹でして冷凍しておいても便利です。
 いろいろな場面で使えます。

     

     

     

     

 芝エビは、こまかいので手間ひま掛かりますが、
 海老の殆んどが、養殖・冷凍・輸入の中で、
 数少ない「天然海老」として貴重です。

  かき揚げ天ぷらにしたら美味しいですよ!!
 
       
 

 最後に、千切りとった頭は茹でてすり潰し、湯がいて漉せば、
 これまた濃厚な出汁が取れます。揚げて塩でも振ったらおつまみ
 にもなりそうな気もするのですが・・・
 
     

     

 こんなことをする人は少ないと思いますが、その気になったとき、
 試してみては如何でしょうか。
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納豆サンドウィッチが美味い

2012年03月10日 | 思いつき
 
      納豆サンド

昼はパンを食べることが多い。

 ハムもなく、マーマレードもなく、何にもないと思ったら、
 冷蔵庫に納豆があった。
 これをはさんでトーストしたら、パンによく合うこと実に素晴らしかった。
 
 また食べたくなってリクエスト。

     

 もちろん納豆は、ネギ、おかかなど、薬味を加えてざっとかき混ぜたもの
 をはさむ。
   

 既成の常識と、自身の限られた知識を破るのは、偶然と多少の勇気である
 ことを実感する。

 調理の世界もおそらく無限に近いくらい食べ方はあるのだと思う。
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