魚のアトリエ”うおとりえ”

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 「魚っ食いの365日

2012年問題・・・(5)究めてこそ趣味

2011年10月10日 | 真魚のたわごと
究めてこそ趣味、あるいは、
 こだわってこそ趣味と言ってもよい。


家事といっても範囲は広い。炊事、洗濯、掃除、買い物から家の補修に到るまで、
つまり、衣・食・住に関わるすべてが家事の領域であり、そのすべてを究めることは
なかなか出来ないであろう。

特定の分野にこだわる。そこを究める。目標を立てる。達成すればまた高い山が見えてくる。
永遠に究めることは出来ないからこそ、趣味の対象として最高だろう。

絵画や音楽といった芸術に匹敵する。いやそれ以上だろう。
衣・食・住は、いわば生きることのすべてだから、生涯の趣味となり得る。

現役時代だって、仕事を趣味にすることも出来る。
労働が、労苦・苦役から開放されて、仕事が楽しくなるはずだ。

そうすれば、生涯、生きることが趣味となる。理想的な人生となる。

  自分がこだわれることなら何でもよい。
  自分は、調理にこだわりを持っているが、中でも魚の調理。
  切りさばくことにこだわる。魚をさばき野菜を切り刻むことが大好き。

  魚は出来るだけ骨に身を残さずに下ろす。
  大根のカツラむきに挑む。

  素材にこだわる。魚でも米でも野菜・果物でも生産現場に近づき、
  生産現場の人と仲良しになる。そうすると本物の素材の持ち味を
  知ることが出来る。食の本質に近づくことが出来る。

こんな生活ができるのも、退職世代ならばこそ。
2012年問題<団塊世代の退職>のこたえとなるだろうか。

 (おわり)

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