「魚っ喰いの食卓」は無形文化遺産か???
いま話題の文化遺産「和食}は、日本の伝統的な「家庭料理」ということらしい。
農水省の表現によると、それは、
1、多様で新鮮な食材とその持ち味の尊重
2、栄養バランスに優れた健康的な食生活
3、自然の美しさや、季節の移ろいの表現
4、正月などの年中行事との密接な関わり
となっている。
わが「魚っ喰いの食卓」に当てはめてみた。
1、列島に産する、米・野菜・肉と、近海の魚を素材として、
塩・味噌・醤油・酒・酢・麹と、鰹節・昆布の調味料を
使っている。
2、一汁三菜を基本として、朝の味噌汁と、夕食の汁椀は
毎日欠かさない。
3、近在農家がつくる季節の露地野菜と、近海産の鮮魚
のみを食材として季節感を味わっている。
(冷凍品・輸入・加工食材は使わない)
4、正月のおせち料理は手作りし、雛祭りや端午の節句
には五目寿司をつくり、年越しそばで年を越す。
加えて、調理済み食品と混合調味料は一切使わないことに
しているから、4つの要件をすべて満たしていることになる。
ということは、いまや文化遺産的な人間ということになる。
たしかに、遺産的な(時代遅れの)存在であると実感している。
これを一年365日実行することは容易ではないからで
ある。一日の大半を「食」に費やさなければ出来ないから
である。
これを可能にしているのは、年金生活で職を持っていない
こと。この和食中心の食事が健康的であり、手作りするこ
とが経済的であると思っているからである。
鰹節を削り、昆布で出汁をとるような調理は、現役世代
では到底出来ることではない。そのうちに、調理技術は
おろか、「味覚」すら失いかねない。
家事・調理は何でも簡単に済ませることがよいことであり、
何でもかんでも「安いこと」をよしとする風潮を改めない
と「和食」の文化遺産も危ういと思う。
和食文化を世界に広めようなどと目論むのではなく、
まずは、家庭に食を取り戻すことではなかろうか。
いま話題の文化遺産「和食}は、日本の伝統的な「家庭料理」ということらしい。
農水省の表現によると、それは、
1、多様で新鮮な食材とその持ち味の尊重
2、栄養バランスに優れた健康的な食生活
3、自然の美しさや、季節の移ろいの表現
4、正月などの年中行事との密接な関わり
となっている。
わが「魚っ喰いの食卓」に当てはめてみた。
1、列島に産する、米・野菜・肉と、近海の魚を素材として、
塩・味噌・醤油・酒・酢・麹と、鰹節・昆布の調味料を
使っている。
2、一汁三菜を基本として、朝の味噌汁と、夕食の汁椀は
毎日欠かさない。
3、近在農家がつくる季節の露地野菜と、近海産の鮮魚
のみを食材として季節感を味わっている。
(冷凍品・輸入・加工食材は使わない)
4、正月のおせち料理は手作りし、雛祭りや端午の節句
には五目寿司をつくり、年越しそばで年を越す。
加えて、調理済み食品と混合調味料は一切使わないことに
しているから、4つの要件をすべて満たしていることになる。
ということは、いまや文化遺産的な人間ということになる。
たしかに、遺産的な(時代遅れの)存在であると実感している。
これを一年365日実行することは容易ではないからで
ある。一日の大半を「食」に費やさなければ出来ないから
である。
これを可能にしているのは、年金生活で職を持っていない
こと。この和食中心の食事が健康的であり、手作りするこ
とが経済的であると思っているからである。
鰹節を削り、昆布で出汁をとるような調理は、現役世代
では到底出来ることではない。そのうちに、調理技術は
おろか、「味覚」すら失いかねない。
家事・調理は何でも簡単に済ませることがよいことであり、
何でもかんでも「安いこと」をよしとする風潮を改めない
と「和食」の文化遺産も危ういと思う。
和食文化を世界に広めようなどと目論むのではなく、
まずは、家庭に食を取り戻すことではなかろうか。
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