(旧)東京で陶芸体験!陶芸教室/森魚工房(練馬区大泉学園)

↓こちらに引っ越しました。
https://blog.goo.ne.jp/forestfishfactory

シマシマ

2018-07-30 05:55:45 | Weblog
シマシマ大特集〜。


絵の具で線を描き込むだけがシマシマじゃありませんぜ。
こちらは、撥水剤で細密に引いたタイプのシマシマ。


撥水の筆跡が、釉薬をはじいてるわけです。
新井さんの作品。


別バージョン。
器のへりになにかいますが・・・


キツネくんでした。
器の外側から中をのぞき込んでるこのスタイルを「一閑人(いちかんじん)」といいます。
いや、一閑狐・・・か?


こちらは、シマシマを立体的に彫り込んだ、しのぎタイプ。
「しのぎを削る」のしのぎですよ。
アイコさんの。


同じく、サチコさんのしのぎ皿。
精密さが美しい。


シマシマを交差させれば格子(チェック)になり、色をぬり分けることによって、市松(石畳)となります。
山口さんの丁寧な仕事っぷり。


格子を撥水することによって、色がお隣に侵食してにじみ合うことがありません。
かしこい。


脚付きです。
いい作品ですねえ。


これは、わざわざにじませたタイプのシマシマ。
宮下さんの作品。


「安南手」という、ぼやかしの技法です(安南、ってのはベトナムのこと)。
トンボを描いてにじませたものが多かったことから、「トンボ手」ともいわれます。


ジョワジョワに流れて、もはや線の面影なし。
しかし、これもまたシマシマなのです。

東京都練馬区・陶芸教室/森魚工房 in 大泉学園