しはんの地味な趣味。
汚泥の乾燥具合いの定点観測。
少しずつ、水が引いていく。
水分が素焼き鉢に吸収され、浅瀬が干潟に。
上面のぬかるみは、連日の暑熱にあぶられて蒸発。
一方、素焼き鉢に浸透した水気も、サイドから揮発。
じわじわと、じわじわと、大気中に散逸するのだなあ。
そして、上昇気流をつくる。
高くのぼった水分が、やがて上空で雲をつくり、凝結し、雨粒となり、再び素焼き鉢に落ちるのだ・・・(そんな単純じゃないけど)
ついに乾ききり、ヒビが開き、天啓がそこに記されるのじゃ。
古来より伝わりし、亀甲占いなり。
神託は・・・「北」とな。
工房からその方向だと・・・大泉中央公園かなあ。
暑いけど、いってみるか。
東京都練馬区・陶芸教室/森魚工房 in 大泉学園