光の日!
ひか理さんの命日(まる2年)だったんで、お花を持ってあいさつに〜。
ひか理さんは、大切なことを教えてくれた女の子。
癌なんてことを一言も明かさずに、亡くなる前に数度だけ工房に通ってくれました。
「やりたかったこと」を最後にしてくれたのね。
おめーら、こんな世の中だからって、やりたいことやっとかねーと、ふと気づいたときにはやれなくなってんぞ。
・・・と、ひか理さんは教えてくれたんでした。
天使さまになって、好きな植物と穏やかに過ごしてくれてたらいいなあ。
東京都練馬区・陶芸教室/森魚工房 in 大泉学園
こんな緊急事態時には、月一回って通い方がニューノーマル。
わが工房は、そんなひとが大半です。
律儀に通いつづけてくれてる、山口さんです。
謎のパーテーションを定規代わりに・・・
まん丸ベースに、帯にした土板をめぐらせます。
厚みを出してるわけです。
丹念に接着。
ん・・・?
あっちにも同じような作業の人物が・・・
なにかインスパイアされたのですかね?
内側にもU字に帯を接着。
これは、もう一枚のまん丸をこの上に貼っつける際のマクラの役割と、もうひとつの用途を担ってます。
今川焼きのように、上下を貼り合わせ。
内側の合わせ目もしっかりと閉じます。
しはんも、懐中電灯で中を照らしてお手伝い。
素敵な壁掛け花生けができました。
内側のU字にも、短めの花が生けられます。
精密で、よく考えられた作品ですね。
東京都練馬区・陶芸教室/森魚工房 in 大泉学園
新人さんたちが、ろくろに初挑戦です。
手前のアニャさんと、あちらは河口さん。
しはんのろくろ指導は、スパルタ式です。
要するに、手伝いません。
口頭における超理屈により、ろくろ上で起こってる物理的現象を理解してもらいます。
ろくろ挽きに必要なのは感覚じゃなく、論理のみです。
理解が進むと、たちまちひとりで「土ゴロシ」「芯出し・玉取り」「成型」までがこなせるようになるのです。
よその教室で三ヶ月かけてると思われる行程を、わずか一時間でマスターします。
ふたりとも、終盤は自分で考えて作品づくり。
ちゃんと処女作が残りました、とさ。
スタッフが手を触れてない、正真正銘の「わたしがつくった作品」ですよ。
よくできました。
胸を張ってちょうだい。
東京都練馬区・陶芸教室/森魚工房 in 大泉学園
恒例となりました、新入会さんのご紹介です。
新人さんラッシュがはじまって、いよいよ春本番です。
よきにほひのする山中さん。
すごい集中力で、時間がたつのにも気がつかない様子。
仕事も綿密で徹底的。
端正なお抹茶茶碗ができました。
銘を入れて、これで陶芸作家がひとり誕生、ってわけです。
世界にひとつの作品。
しかも、人生で最初に生んだ器。
うまく焼き上がりますように。
こちらは、上記の新人さんの一日先輩。
みよこさんです。
顔出しNG美女。
指あとも残さぬシャープな仕上がり。
器は、作者の性格を映し込む鏡です。
これをスタートに、どんどんとうまくなっていきましょう。
そして、創造的に。
今の時代に最も重要な素養ですよ。
みんな、世界を恨んでばかりいないで、いっそ陶芸をやれ〜。
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美しいお器と美味なお料理をご紹介する大好評のコーナーが、またやってまいりました。
春キャベツを丸ごと調理。
本だしで煮込むこと、約10分。
そのままむさぼり食います。
世界一おいしい春キャベツの食し方。
新玉ねぎも、丸ごと煮込んで、そのまま食卓にポン。
世界一おいしい新玉ねぎの食し方。
すべての料理をふたりでシェアのわが家で超ヘビーローテな、巨大サイズのサラダボウル。
に、お昼の焼きそば。
春キャベツの二番目においしい食べ方。
しはんが陶芸教室に「通ってた」時代の、ろくろ挽きのトースト皿。
に、ゴージャスサンドイッチ。
春キャベツの三番目においしい食べ方。
よめ作のカヤ目皿に、カキ飯のおにぎり。
よめはんがテレワークになって以来、ランチづくりもしはんの仕事。
メニューを考えるのが大変だー!(というか、あまり考えてない感じ丸出し)
新作焼き上がり選。
お蕎麦屋のはたのくんの、珊瑚礁皿。
きれいなボトルを砕いた破片を、お皿中央の島の周囲にめぐらせ、とろとろに融かしました。
なにを盛る?
はたのくん・・・の筆による作品です。
佐藤(直)さん作のろくろ挽き骨ツボをもらい受け、おつゆの返しを寝かせる容器に改造。
お店の名前を大胆に書き入れました。
これが厨房にあったら、大迫力!
うどん派のしはんは、鍋焼きうどん用一人鍋。
小ぶりです。
寿がきやのやつでぴったし。
使い込んで、味を出すぞう。
さらに小ぶりな、バターコーン用のフタなし鍋。
アヒージョにも最適。
取っ手を付ける手間を省いて、カットによる出っ張り残しスタイル。
さてさて、上記・佐藤(直)さんの二人展は、今週末限りですよ。
土、日とも、本人在廊の予定です。
あ、魚沼の山々を描いた立派な織部まな板皿の上下が逆さでした・・・
いつものファンシー世界と違って、今回展は渋シブ祭り。
日本の伝統的技法と色合いをお楽しみください。
ぜひ、学園から徒歩9分のギャラリー「プルシアンブルー」にお出かけくださいな。
東京都練馬区・陶芸教室/森魚工房 in 大泉学園
飯田さんの、春の新作です。
四季のツリーがそろいました。
最近は、タタラプリントのお皿づくりに夢中です。
凸凹の刻まれた伸し棒で、土板をプレス。
そいつを、いろんな形に切り抜いていきます。
スポロガムを思い出しますね(昭和世代)。
あるいは、お祭りの夜に没入した型抜き・・・
オリエンタルな雰囲気に仕上がります。
プリントの深さの不均等さに悩んでるようですが、知恵と技術で克服しましょう。
いろいろと試して、質を上げ、売りものクオリティにまで高めちゃいたいですね。
野心家多すぎ、うちの工房。
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今日も今日とてろくろ挽き、の柏木くんです。
ご両親のリクエストで、植木鉢を制作。
水抜けの穴を開け、さらに落ちた水の逃げ道を確保。
このかっこいいアーチには、そういう意味があるのです。
受け皿とおそろい。
発注どおりにできたようです。
春だからか、プランターをつくるひと多し。
ろくろ修行に通ってくれてるadさん。
立派な観葉植物用のものができました。
こちら、うねうねスタイリッシュなタイプのものは、佐々木くん。
アーチの刻み方もオリジナル。
たくさんあるサボテンを自前のプランターに全植え替え、という一大事業に取り掛かってます。
植物の個性に合わせて形を変えてあげるのも愛ですね。
育て、みどり〜。
東京都練馬区・陶芸教室/森魚工房 in 大泉学園
なんとか事態下でも、かんとか措置下でも、とりあえず陶芸体験さん募集中です!
2〜3時間程度の作業時間で、ご飯茶碗がふたつか、カレー皿程度のものができて、大人の方は2500円、お子さんは2000円(このブログをご覧の方)って感じ。
気軽にお問い合わせくださいな。
メール・・・forestfish@mail.goo.ne.jp
お電話・・・03-3925-9978
なかよし三人組の体験さんです。
おしゃべりしながらわいわい楽しく、大充実の時間。
使える器も残ります。
色を選んで、焼き上がるまでにだいたい2週間〜1ヶ月。
おたのしみに。
新入会さんも続々と参入中。
フロリダ娘のアニャさんも飛び込んでくれました。
トライリンガルのかわい子ちゃん。
日本語ペラペラで、ノリもよし。
作品は創造的。
伸びる子です。
「こんなのをつくりたい」と相談してくれたら、なんでもお教えしますよ。
なんたって、しはんはなんでも知ってますから。
やりたいことができる、自由な工房です。
一度遊びにいらしてくださいな。
世界が完全に閉ざされる前にね。
東京都練馬区・陶芸教室/森魚工房 in 大泉学園
本焼きの窯出しをしました。
焼き上がった全段、全作品を紹介しちゃいます。
天空のスペース。
展覧会間近のしづさんの、ピンク練り込みがきれいに発色。
小さくロフト構造にしたステージを外していきます。
左サイドは、ここが最上段。
背の高い作品たちが姿を表します。
かたや平置きの左サイド、佐藤(直)さんの織部がきれい。
佐藤(直)さんの作品展は、明日からです。
学園のギャラリー・プルシアンブルーに足をお運びくださいな。
佐藤(直)さんの織部群に、久保田女史のそろいのボウル。
奇妙な形のものは、配置に苦労します。
少しでもたくさん詰まるようにね。
ネット販売を視野に入れはじめた飯田さん(工房内ライバルのシェア食い合いがすごい・・・)のプリント皿に、こちらも展が近い大沢さんのバターケースも出現。
新人の河口さんの絵皿もいい発色。
しはんの作品も少しお邪魔させていただいてます・・・
柏木くんのシマシマ皿もうまくいきました。
サチコさんの飛び出すお星さま皿は、どう使うんだろ・・・?
横からご覧いただきたい、飯田さんのコンポート。
上からだと、ただのボウルに見えちゃうな。
はたのくんのガラス皿が出色ですね。
まるでエーゲ海。
最下段。
小川さんのグラタン皿が、すごい存在感。
みなさんの焼き上がり、いかがでした?
今月はまだまだとてつもない点数の作品群が控えてるため、二度めを焼く・・・かもです(あるいは来月かも)。
展覧会組・販売組の熱意が尋常じゃない。
そしていよいよはじまった、春の新入会さんラッシュ・・・
マスク厳格、消毒促進、開けっ放し換気、人数制限で距離確保を徹底して、お待ちしてます。
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