約2年ぶりの夜景ネタです。
今年前半に流れていたダイハツの企業cmでこんなのがありましたね↓
このcmシリーズに出てくる「日本のどこか」っていうのは山梨県だったんですね。
で、後半に出てくる見晴らしのいい駐車場は笛吹市の「八代ふるさと公園」にあります。
この駐車場から見る景色は日中でも素晴らしいのですが、綺麗な夜景が見えることでも
有名なため、いつかここで夜景撮影をしてみたいと考えてました。
cmでは広い駐車場のように感じますが、実際の区画スペースは10台弱しかありません。
すぐ横にある未舗装の駐車スペースを含めても20台も停められない感じなんです。
夜景観望地で有名ということもあって、夜間でも結構多くのクルマがやってくるので、
いつ行っても落ち着いて撮影できず、ほとんど諦めてました。
そこで、今回は公園の東はずれにあるもっと広い駐車場から撮影してみることに。
そこからの視界は西側がかなり狭くなるのですが、それでも角度にして90度近い
パノラマ夜景が目の前に広がります。その一角を撮った画像がこちら↓
標高は500mに満たない場所ですので、高所から俯瞰するようなイメージではなく、
横長に展開されたような夜景だったりします。それを広角~標準レンズで撮ると
上下が真っ暗状態となり、画像の見映えがイマイチになってしまうので、
今回は200mmの望遠レンズを選択。でも、横方向が狭まってしまうんですよねー。
そこで星空雲台 ポラリエの登場です。夜景と星空を撮るのかと思ったら大間違い。
夜景だけを撮るのにポラリエを使います。と言っても意図がよく分からないですよね?
ポラリエはモーターでカメラを動かして星を追尾するわけですが、
それをカメラのパンニング(横に振る動作)に使って連続撮影を行い、
得られた一連の画像から横スクロールの微速度動画を作成しようという魂胆です。
前置きが長くなりましたが、できた動画がこちら↓
iso1600,f4,1秒露出にて5秒間隔で撮っていった2500枚を超える画像から動画を作成。
ポラリエ本体は水平状態、つまりカメラが横方向に回転するような状態で使いました。
各コマの1秒露出の間にクルマなどの動く被写体はライトが長く伸びて写りますが、
5秒のインターバルでそれらの動きが記録され、しかも同じインターバルの間に
ポラリエのモーターでカメラが徐々に右へとパンニングされますので、
その動きも加わって面白い雰囲気になっているかと。
星撮り用の普通の赤道儀では回転軸を垂直にするのが難しいので、
こういう芸当はポラリエのようなツールでしかできないことだと思います。
星撮り以外にもいろいろと使えそうな気がしてきました。
「八代ふるさと公園」地図
コメント
あなたのブログにコメント投稿されたものです。
- 宮ちゃんno1 [2012年8月3日 15:35]
- こんにちは~ 宮ちゃんで~す!
そう・・・甲府の夜景で思い出しました~
中央自動車道を夜に走って居ると
峠?を超えいきなり目の前に甲府盆地の夜景が一望出来る所が有る事を
でも・・・高速道路だから止まるワケにもいかない(笑)
ホント・・・綺麗に撮れていますネ! - fornax8 [2012年8月3日 19:28]
- 宮ちゃんno1さん、午後もコメントありがとうございます。
>でも・・・高速道路だから止まるワケにもいかない
そんな時は勝沼icのすぐ先にある釈迦堂paにピットインしましょう。
そこからも綺麗な夜景が見えますので。
と言ってる割に、個人的に撮影では未開拓の場所です(^^;)