元気の無かったアイソン彗星が急増光したというので、本日未明に再び撮影しました。遠征先は東伊豆。
撮ってビックリ! 先週までのイメージからは想像もしなかったようなとんでもない姿に変貌してました↓
【アイソン彗星(C/2012 S1)】
キヤノンEOS60Da+口径18cm写真撮影用反射望遠鏡,ISO800,F2.8,
総露出時間22分(1分露出×22),中型赤道儀使用,トリミングあり
キヤノンEOS60Da+口径18cm写真撮影用反射望遠鏡,ISO800,F2.8,
総露出時間22分(1分露出×22),中型赤道儀使用,トリミングあり
頭部をさらに拡大した画像がこちら↓
尾に数多くの筋状構造が認められます。おそらく彗星核の複数の箇所から物質の放出が起きたんでしょう。
急増光が始まったのは13日ごろのようで、丸1日で1等級(2.5倍)明るくなったとの報告があります。
現在の明るさは5.5等ぐらいで、まだ肉眼で見るのは難しい状況ですが、
双眼鏡では楽に見つけられるようになり、尾も確認できるようになってました。
今後は光度上昇の遅れを取り戻してくれると嬉しいのですが、
逆に消耗が激しくなって崩壊するようなことがないことを祈るばかりです。
これから太陽にどんどん近づいていくので、日ごとに見難くなっていきますが、
来週末までは何とか追跡したいところです。