意外にも晴れ間があったんで、とりあえず撮ってみました↓
片見月は縁起が悪いですから、これで来月21日の十三夜の撮影ミッションが課せられたことに・・・
意外にも晴れ間があったんで、とりあえず撮ってみました↓
片見月は縁起が悪いですから、これで来月21日の十三夜の撮影ミッションが課せられたことに・・・
22日の夜、またジャコビニ・チンナー彗星狙いで、今度は八ヶ岳東麓まで☆撮り遠征してきました。
目的地に到着した23時頃の天気は、雲越しに月が薄ら分かる程度で、かなり厳しい状況でした。
月齢は満月の少し前で、月没は明け方の3時半頃。ということで焦らず、とりあえず車中で様子見。
先日と同様に日付が変わって1時間ほどすると☆がちらほら見え始めたんで撮影機材を出しました。
ところが機材組上げ終了直後から辺りが濃霧に包まれてしまい、再び星空の見えない状態に逆戻り。
今夜はダメかな?と思い始めましたが、月没まで時間があるので天候回復に期待して粘ることに。
しばらくすると弱い北風が霧を追いやったのか、北西の空を中心に晴れ間が見えてきました。
2時頃には東天まで星空が広がって、これは期待できると思いきや、またすぐに霧に遮られ、
以降は一進一退を繰り返して、夜明けまで不安定な空模様に翻弄されたのでした。
で、月没後に僅かな晴れ間をついて、何とか撮れた写真がこちら↓
【クリスマスツリー星団付近を行くジャコビニ・チンナー彗星】
キヤノンEOS60Da+SAMYANG 135mm F2 ED UMC,F2.8,ISO1600,
総露出時間12分(2分×6コマ加算合成),中型赤道儀使用
彗星頭部の緑色と、左下に広がるクリスマスツリー星団周辺の赤い星雲、その右の黄色い星の集団、
さらに右のカタツムリ星雲の青色も加わって、カラフルなイメージになってくれました。
本当は1日後にクリスマスツリー星団のすぐ傍まで彗星が来たところを狙いたかったんですけどね、
月齢を考えると暗夜に撮れるのはこの日しかないということで、遠征した甲斐がありました。
次は来月11日頃の「かもめ星雲」との接近を狙う予定ですが、天候が安定して欲しいものです。