今月6日にキヤノンが天体撮影専用フルサイズミラーレスカメラの発売を正式発表しました。
商品名は"EOS Ra"で、思わず「イオスラ」って読んじゃいました。発売日は12/5に決定した模様です。
昨年発売したEOS Rをベースに、内蔵ローパスフィルターの分光透過率特性を長波長側まで通すような
仕様に変更したモデルで、☆撮り屋が好んで狙う赤い輝線星雲の放つ波長656nmの光が良く写るように
仕立てられてます。普通のカメラですと、この波長の光がフィルターでほとんどカットされるんですが、
それをノーマルのEOS Rに比べ4倍まで透過率を高めているとのことです。
https://canon.jp/newsrelease/2019-11/pr-eos-ra.html
fornax8は7年前に同社製のEOS60Daを購入しましたが、これも天体写真専用機として発売されたもので、
現在も☆撮りのメインカメラとして愛用してます。これは確か656nmの光の透過率をノーマルのEOS60Dと
比べて3倍ほど上げているとの仕様だったんで、もしノーマルEOS Rの長波長域の透過特性がその当時と
変ってなければ、EOS RaはEOS60Daより1.3倍ほど赤い散光星雲が写りやすくなるってことかな?
☆撮り屋の端くれとしてはとっても気になる製品ですが、価格のハードルがかなり高いんですよねぇ。
EOS60Daは限定販売でしたから、今回も数量が限られてたりすると入手しなかったことを後で後悔する
かもしれないし・・・ んー、悩むなぁ。