今年は個人的に惑星撮影があまりできないまま、木星と土星の観測シーズンが過ぎてしまいました。
このまま終わるのもちょっと寂しいと思って、まだ観測好期中の天王星を試しに撮ってみました。
【天王星 2019/11/16深夜】
タカハシμ-180望遠鏡+2.5倍バローレンズ+ADC+冷却CMOSカメラ(ZWO ASI1600MC-cool),合成F値=30,
タカハシEM-200Temma2M赤道儀,Gain 410,50ミリ秒/フレーム,キャプチャー動画から2500コマの良像スタック
天王星の撮影は個人的に初挑戦でした。明るさは5.7等と、ファインダーを使ったマニュアル導入が
難しそうだったんで、自動導入で写野に入れました。視直径は3.7秒と小さく、木星の1/12程度です。
自分の機材で面積体に写せるのか気掛かりでしたが、一応、碧い円盤状の姿として捉えることに成功。
まあ、模様なんぞは写せるはずもなく、フォトジェニックな対象とは言い難いですネ。
海王星にもチャレンジしたいところですが、光度7.8等/視直径2.4秒と、さらにハードルが高いんで、
ヤル気を出せるかどうか微妙です。