昨年最後の☆撮り遠征で撮った画像の処理がなかなか終わりません。
これは割と知られている天体になるでしょうか。
【馬頭星雲付近】
キヤノンEOS Ra+タカハシε-180EDC,F2.8,ISO1600,ASTRO LPR Type2フィルター使用,
総露出時間48分(3分×16コマ,加算コンポジット),タカハシEM-200Temma2M赤道儀,
口径25mmガイド鏡にて恒星オートガイド,トリミングあり、山梨県北杜市にて
オリオン座の三ツ星のうち、左端のζ(ゼータ)星(固有名:アルニタク)付近を撮ったものです。
☆撮り趣味の方々にはお馴染みの天域ですが、ご存じない方のために画像中の天体を紹介しておきます。
最も明るく写っているアルニタクの下に広がる大きな星雲がIC434、その中に認められる著しい黒い影が
暗黒星雲B33(バーナード33番)で、その形から「馬頭星雲」と呼ばれています(横倒し状態ですが・・・)。
一方、アルニタクの左上には少し赤味の弱い星雲がありますが、これはNGC2024のカタログナンバーが
付いた散光星雲で、日本では「燃える木星雲」、欧米では"Flame nebura"(火炎星雲)と呼ばれてます。
フルサイズセンサー搭載のEOS Raでは写野が広過ぎたんで、トリミングして余計な部分を省きました。
まぁ、並みの写りですかね。