1月2日に狙った最後の天体は、赤色と緑色が混在するこの天体でした。
【惑星状星雲 Sh2-290】
キヤノンEOS Ra+タカハシε-180EDC,F2.8,ISO6400,NB1フィルター使用,
総露出時間72分(6分×12コマ,加算コンポジット),タカハシEM-200Temma2M赤道儀,
口径25mmガイド鏡にて恒星オートガイド,トリミング、静岡県東伊豆町稲取にて
かに座にある惑星状星雲です。見掛けの大きさは17'とされているんで、満月の視直径の半分程度の差渡しに
相当し、惑星状星雲としてはかなり大きいです。但し、とっても淡くて、撮影が難しい天体と言われてます。
個人的には初挑戦となる撮影対象でしたが、NB1フィルターの絶大なる威力のお蔭で何とか捉えられました。
惑星状星雲はカラフルな天体が多く、形も凄く個性的なものが結構あって、いろいろ撮りたいんですけど、
小さいものばかりで、手持ちの機材で真面に撮れるのが少なくて寂しいです。