13日の夜、自宅から100km圏内の山梨県某所にて新年度最初の☆撮りをしてきました。
最初に狙ったのはこの2銀河。
【M66&M65銀河】
キヤノンEOS Ra+タカハシμ-180+フラットナーレデューサー,F9.8,ISO3200,1.6倍クロップ,
総露出時間80分(5分×16コマ加算コンポジット),タカハシEM-200Temma2M赤道儀,
口径25mmガイド鏡にて恒星オートガイド,若干トリミングあり,山梨市某所にて
メシエカタログに登録されている銀河で、しし座にあります。左がM66、右がM65です。
少し北に位置するNGC3628を加えて「しし座の三つ子銀河」と呼ばれており、
3銀河をまとめて狙ったことがありますが、今回は長焦点望遠鏡を使って2つをクローズアップしました。
拡大率が高まったお蔭で両銀河の内部構造がそこそこ確認できる解像度で捉えられた感じ。
特に左のM66銀河はちょっとカラフルで複雑な構造をしている様子が伺えます。
ちなみに、約3500万年もかかって地球に届いた光を捉えていることになるようです。
広大な宇宙の中では、我々のいる銀河系からさほど遠くない所にあるみたいなんですけど、
それでも数千万光年っていう単位になってしまうんで、毎度のことながら遥かなる時空に圧倒されます。