毎年8月7日に山梨県市川三郷町で開催される「神明の花火」を今年も見物・撮影しました。
甲府盆地西部は怪しい空模様でしたが、前日の判断でGoサインを発表していたこともあり、
延期されることなく予定通りの開催となりました。
例年通り少し離れたいつもの場所へ出向き、現地には16時台前半に到着。
その途端に結構強い降雨があって、撮影は無理かも?と心配しましたが、
クルマの中で待機していると18時近くになって降り止んでくれたので、
打ち上げ開始30分前には撮影機材をセットアップできました。
今年はミラーレス一眼1台のみで動画撮影を実施。
事前発表によるとトータルの打ち上げ時間は1時間20分(予定)でしたが、
途中で少しトラブルが発生したのかプログラム間のインターバルが長く、
ちょっと退屈な時間帯もあり、終盤は時間が10分以上押してました。
圧巻だったのはやはり最終プログラムで、その5分弱の動画がコレです。
フィナーレを担当した花火会社のマルゴーさんお得意の時差式発光球は今年も素晴らしく、
周囲で驚きの喚声が上がってました。やっぱり動きのある花火には誰しも感動しますね。
で、一番盛り上がったのは多数の小球が同時に花開いた場面で、
その部分で適当な長さの連続フレームを比較明合成して得られた画像がこちら。
なかなかシュールなイメージになりました。
ついでに小球の花開いた瞬間とその後に続いた下方からの花火の吹き上げのところで
各1フレームずつを抽出して合成したのがこちら。
発光点の粒状感はこちらの方がイイ感じに出てくれました。
ところで、最後は運悪く雨が降り始めてしまい、傘をさして撮影を続行しましたが、
カメラが大丈夫か気が気でない状況でした。さらに打ち上げ終了直後から雨風が強まり、
機材を急いで撤収して車内に退避しました。すぐ帰っても大渋滞に巻き込まれそうなので、
例年通りその場でしばらく待機していると、とんでもないゲリラ豪雨に見舞われ、
山梨県西部に記録的短時間大雨情報が出されてしまいました。
その時のtenki.jpの雨雲レーダーをチェックすると・・・
100mm/時レベルの大雨を示すマゼンタ色のエリアが近づいてました。
ヘタに動くと道路の冠水箇所につかまりそうな気がしたので、
そのままやり過ごそうと思って22時過ぎまで待機したところ
少し弱まってくれましたが、雨雲レーダーはこんな状況。
80mm/時のエリアに囲まれてました。豪雨で四面楚歌状態って感じ。
その隙間をついて少しだけ北へ移動してみましたが、一部で道路の冠水が始まっており、
雨水が溜まってないコンビニの駐車場に逃げ込んだものの雨脚はすぐには弱まらず、
結局、数mm/時の雨量になった23時過ぎまで身動きが取れなくなくなる羽目になりました。
お蔭で渋滞は解消しましたけど、帰宅は1時過ぎになってしまいました。
ちなみに打ち上げ場所に最も近いのはJR身延線の市川大門駅ですが、
同路線は花火大会終了後に大雨で運転見合わせとなったので、
公共交通機関を使って見物に行った方々はもっと大変だったかもしれません。
「神明の花火」は山梨県内で年間最大規模の花火大会です🎆
全国の一流花火師の間でも、見に行くべき花火大会に選ばれるほどなので、
機会を是非作って一度ご覧いただきたいです😊
お上手に撮影されましたねえ!さすがですね
タイトルの日付が2023になっていたのを今頃気付いて修正しました💦
この花火大会は2015年に初めて見た際に魅了されまして、
2020,2021とコロナの影響で中止になった年をはさみ
これで8回連続の見物/撮影となりました。
ネオンサインのような動きを見せる特異的な花火は
一部で「変態花火」などと呼ばれたりしてますが、
日本の花火の技術は世界No.1だなぁーって毎回感じます。
今回は記事の半分がウェザーリポートになってしまいましたが、
無事に帰れて良かったです。
こういう大きな花火大会を観に行けて
いないので、イイナーと思ってしまう。
5号玉主体であっても実距離が近い
花火大会は、すごーくワクワクする
のだけど、色々大変。
で、今回の大変な状況!絶望的です
よねw 逃げ場がない真っ赤状態。
中国地方(広島)の気象庁雨雲の
予測データ、今夏は結構直ぐ変わる。
来る来る詐欺(失礼)みたいな
結果となる事も多いのです。
やっぱり、高精度な解析プログラム
になると、インプットが少し変わった
だけで、予測結果も変わっちゃう。
で、更に実況も違う、と。。。
用心するしかないですね。