【Sh2-25】
赤経: 18h05m26s 赤緯:-24゚23' 39"
星座:いて座
視直径:90'
他カタログNo.:M8,NGC6523
ニックネーム:干潟星雲(Lagoon nebula)
南中日時(@東京):5月5日03時,6月19日00時,8月3日21時 ※あくまで目安です。
撮影日時:2023/05/18 00:46
撮影地:新潟県魚沼市
撮影機材:キヤノンEOS Ra+タカハシε-180EDC,StarScapeフィルター使用,
タカハシEM-200Temma2M赤道儀,ペンシルボーグ+QHY5LⅡM+StellaShot2により恒星ガイド
撮影条件:ISO1600,露出5分×12コマ
画像処理:Digital Photo Professional4にて現像,ステライメージVer.8,PhotoshopCS3にて処理
トリミングあり
メモ:いて座北西部にある有名な散光星雲で、メシエカタログではM8と、一桁の番号で登録されて
います。その形態から「干潟星雲」の名称が付いており、双眼鏡でも確認できるほど明るく、
夏の必見天体として天文ファンに親しまれている星雲です。東西方向の見掛け上の広がりは
満月の3倍もある巨大星雲で、いて座付近の天の川を撮影する際に超広角レンズを使っても
赤い姿が容易に捉えられるほど目立つ天体です。望遠レンズや望遠鏡によるクローズアップ
イメージで認められる複数の黒いスポットは、グロビュールと呼ばれる星形成領域であり、
やがてそこから新しい星が生まれてくると考えられています。
星図:
AstroArts社ステラナビゲータにて作成