Starlight Terrace

オリジナル写真で綴る夜空と夜景がメインのブログ
【注目の天文現象】
 12/18 月と火星が接近

Sh2-126

2024-09-27 10:36:17 | シャープレス天体アルバム

【Sh2-126】
 赤経:22h34m38s 赤緯:+40゚40' 00"
 星座:とかげ座
 視直径:160'
 他カタログNo.:LBN428・437・442・448など?
 ニックネーム:鷹の爪星雲,とかげ座大星雲(The Great Lacerta Nebula)
 南中日時(@東京):7月12日03時,8月27日00時,10月11日21時 ※あくまで目安です。


 撮影日時:2024/09/14 00:33
 撮影地:静岡県富士宮市
 撮影機材:キヤノンEOS Ra+タカハシFSQ-85EDP+レデューサーCR0.73×,F3.8,StarScapeフィルター使用,
             タカハシEM-200Temma2M赤道儀,ペンシルボーグ+QHY5LⅡM+StellaShot2により恒星ガイド
 撮影条件:ISO1600,露出7分×20コマ
 画像処理:Digital Photo Professionalにて現像,ステライメージVer.8,Photoshop2024にて処理
             トリミングあり
 メモ:とかげ座南部にある巨大な散光星雲です。データ上の視直径は満月の5倍以上になりますが、
    非常に淡いのでコントラスト良く写すのが難しい天体です。大部分がHⅡ領域であるため、
    大口径望遠鏡を用いても眼視での観望はまず困難でしょう。その色合いと形態から日本では
    「鷹の爪星雲」と呼ばれていますが、海外では"The Great Lacerta Nebula"(とかげ座大星雲)
    という単純な呼称が一般的なようです。全体の形はスキージャンプの選手が踏み切り動作を
    完了した姿に近いような気もします。南北方向の広がりが大きいので、フルサイズセンサー
    搭載カメラでは焦点距離300mm程度の光学系を使って縦構図にすると納まりがよいようです。

 星図:


 AstroArts社ステラナビゲータにて作成



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