【Sh2-126】
赤経:22h34m38s 赤緯:+40゚40' 00"
星座:とかげ座
視直径:160'
他カタログNo.:LBN428・437・442・448など?
ニックネーム:鷹の爪星雲,とかげ座大星雲(The Great Lacerta Nebula)
南中日時(@東京):7月12日03時,8月27日00時,10月11日21時 ※あくまで目安です。
撮影日時:2024/09/14 00:33
撮影地:静岡県富士宮市
撮影機材:キヤノンEOS Ra+タカハシFSQ-85EDP+レデューサーCR0.73×,F3.8,StarScapeフィルター使用,
タカハシEM-200Temma2M赤道儀,ペンシルボーグ+QHY5LⅡM+StellaShot2により恒星ガイド
撮影条件:ISO1600,露出7分×20コマ
画像処理:Digital Photo Professionalにて現像,ステライメージVer.8,Photoshop2024にて処理
トリミングあり
メモ:とかげ座南部にある巨大な散光星雲です。データ上の視直径は満月の5倍以上になりますが、
非常に淡いのでコントラスト良く写すのが難しい天体です。大部分がHⅡ領域であるため、
大口径望遠鏡を用いても眼視での観望はまず困難でしょう。その色合いと形態から日本では
「鷹の爪星雲」と呼ばれていますが、海外では"The Great Lacerta Nebula"(とかげ座大星雲)
という単純な呼称が一般的なようです。全体の形はスキージャンプの選手が踏み切り動作を
完了した姿に近いような気もします。南北方向の広がりが大きいので、フルサイズセンサー
搭載カメラでは焦点距離300mm程度の光学系を使って縦構図にすると納まりがよいようです。
星図:
AstroArts社ステラナビゲータにて作成