Starlight Terrace

オリジナル写真で綴る夜空と夜景がメインのブログ
【注目の天文現象】
 12/5 細い月と金星が接近

Sh2-66,67

2024-07-21 13:23:20 | シャープレス天体アルバム

【Sh2-66,67】
 赤経:18h45m30s(Sh2-66),18h49m24s(Sh2-67)
 赤緯:-01゚59' 47"(Sh2-66),-02゚21' 13"(Sh2-67)
 星座:わし座
 視直径:8'(Sh2-66),10'(Sh2-67)
 他カタログNo.:RCW176(Sh2-66),LBN94(Sh2-67)
 ニックネーム:ー
 南中日時(@東京):5月15日03時,6月30日00時,8月14日21時 ※あくまで目安です。


 撮影日時:2023/06/20 00:34
 撮影地:新潟県魚沼市
 撮影機材:キヤノンEOS Ra+タカハシε-180EDC,STARRY NIGHTフィルター使用,
             タカハシEM-200Temma2M赤道儀,ペンシルボーグ+QHY5LⅡM+StellaShot2により恒星ガイド
 撮影条件:ISO3200,露出7分×12コマ
 画像処理:Digital Photo Professionalにて現像,ステライメージVer.8,PhotoshopCS3にて処理
             トリミングあり
 メモ:わし座南西部の端付近に並んでいる星雲です。Sh2-66は上の写真で右寄りに写っている赤色の
    星雲で、小さいながら割と目立つHⅡ領域です。写真では濃く写りますが、ヒトの目の感度が
    低いHα輝線で発光しているため、眼視観望の対象にはならないとみられます。Sh2-67は左下方
    に写っている彩度の低い星雲で、色味からすると反射星雲主体の天体であろうと推定されます。
    非常に淡いので、大きめの望遠鏡を使っても眼視でしっかり確認するのは困難でしょう。写真
    では暗黒星雲に取り囲まれている様子が窺えますが、天の川の糠星がバックにあったら存在の
    確認が難しい状況になっていたと思われます。なお、どちらの星雲にもニックネーム等は特に
    付いていません。

 星図:


 AstroArts社ステラナビゲータにて作成



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