先週のしぶんぎ座流星群目当ての☆撮り遠征の際、輻射点が高くなるのを待つ間に撮ったのがコレです。
【冬のダイヤモンド】
キヤノンEOS Ra + シグマ20mm F1.4DG HSM Art,F4,ISO1600,
総露出時間50分(2.5分×20コマ加算合成),タカハシEM-200Temma2M赤道儀にて恒星時追尾
昨年末に入手した超広角レンズの描写テストを兼ねて撮ったものです。
写野のシミュレーションはこんな感じ。
AstroArts社ステラナビゲータにて作成
冬の夜空に見られる1等星の内の6つを結んでできる「冬のダイヤモンド」がちょうど良く収まった上に、
右上端から左下端に向かう対角線上に天の川の光芒が写り、その周辺で所々に存在する赤い散光星雲を
一網打尽にしたイメージになりました。
明るいレンズなので絞り込まずに短時間露光で撮りたいところですが、周辺像がさすがに乱れるのと
周辺減光が目立つことが分かったので、F4まで絞って撮ったのでした。
ちなみにしぶんぎ座流星群も同レンズで狙いましたが、動画撮影なら開放絞りでも周辺像悪化は目立たず、
暗めの流星まで捉えられるメリットの方が大きかったような気がします。
今後の流星群撮影時にはメインで使うことになりそうです。
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