Starlight Terrace

オリジナル写真で綴る夜空と夜景がメインのブログ
【注目の天文現象】
4/5宵 火星と月が接近

今夕の富士山(2020/02/21)

2020-02-21 18:41:45 | 富士山

朝は雲隠れ状態で撮れず仕舞い。夕方に雲間から姿を現したところを何とか撮影できました。

八王子アメダスの気温は最低が5.2℃、最高が14.1℃でした。日中はあまり寒くないレベルです。
明日からの三連休中に春一番が吹きそうですが、花粉に加えて黄砂も飛散するとみられてます。
変な流行り病も蔓延してきてるんで、自衛手段として外出は控えた方がいいのかな?


EOS Raで撮ったM78星雲付近

2020-02-17 20:09:38 | 遠征日誌

先週末の遠征で狙った冬の撮り忘れ天体の第二弾はコレです。


【LDN1622~バーナードループ(Sh2-276)~M78星雲】
 キヤノンEOS Ra+タカハシε-180EDC,F2.8,ISO1600,ASTRO LPR Type2フィルター使用,
 総露出時間64分(4分×16コマ,加算コンポジット),タカハシEM-200Temma2M赤道儀,
 口径25mmガイド鏡にて恒星オートガイド,若干トリミング、山梨県北杜市にて

オリオン座の東側で大きな弧を描くように広がった通称「バーナードループ」の一角を狙ったものです。
バーナードループは大昔にオリオン大星雲付近で起こった超新星爆発によって形成された星雲とされており、
発見者であるE.E.バーナードの名前を冠した呼称になってます。上の画像では左下から右上に向かって大きく
うねって広がる赤い星雲がそれですが、巨大な星雲なので写ってるのはほんの一部だけです。
画像右下寄りに写っている青っぽい雲のようなのがM78星雲で、ウルトラマンの故郷に設定されているせいか、
名前だけはよく知られてます。でも、オリオン座に実在する天体であることは意外と知られてないかも?
一方、バーナードループを挟んでM78の反対側で左上寄りに写っている黒い塊がLDN1622という暗黒星雲です。
フルサイズ機ならLDN1622とM78を画角内に収められると目論んだのですが、なんか窮屈な構図になってしまい、
失敗作って感じです。南北で2フレームに分けて撮ってパノラマ合成しないとダメだったようです。


EOS Raで撮ったかもめ星雲

2020-02-16 21:39:21 | 遠征日誌

土曜日の夜は今月2度目の☆撮り遠征となりました。行き先はいつもの山梨県北西部。
日没後の薄明終了から下弦の月が昇って来る夜半までの間で、冬に撮り忘れた天体をいくつか撮影。
その中で一番の獲物はコレでした。


【かもめ星雲 IC2177】
 キヤノンEOS Ra+タカハシε-180EDC,F2.8,ISO1600,ASTRO LPR Type2フィルター使用,
 総露出時間64分(4分×16コマ,加算コンポジット),タカハシEM-200Temma2M赤道儀,
 口径25mmガイド鏡にて恒星オートガイド,若干トリミング、山梨県北杜市にて

いっかくじゅう座とおおいぬ座の境界を跨いで存在する大型の散光星雲です。南北方向の差渡しは85'とされ、
満月の視直径の3倍近くもあります。鳥が飛んでる姿に例えられ、日本では「わし星雲」とも呼ばれますが、
海外では"Seagull Nebura"(かもめ星雲)の愛称でとおってます。
焦点距離500mmの光学系とAPS-Cサイズセンサー搭載のカメラとの組合せでは写野に収まり切らないですが、
ご覧のとおりフルサイズ機ではちょうど良い画角で捉えることができます。
HⅡ領域の赤い星雲をメインに青色の反射星雲も所々にあるんですが、空の透明度が優れなかったせいか、
カラフル感に欠ける写りになってしまいました。また来シーズンに撮り直すようかな・・・


今朝の富士山(2020/02/14)

2020-02-14 08:08:12 | 富士山

薄曇りで直射日光が当たってないせいか、のっぺりした感じの見え方でした。

昨日は春本番を思わせるかのような陽気でしたけど、暖かくなってくると気になるのは花粉の飛散で、
既に鼻や目に異常を感じている方もいるようです。新型コロナウイルスの感染拡大でマスクが入手し難く、
対処が厳しい状況なんで、今年の飛散量は少なくなって欲しいものです。