Starlight Terrace

オリジナル写真で綴る夜空と夜景がメインのブログ
【注目の天文現象】
1/18宵 土星と金星が接近

今日の太陽(2023/05/24)

2023-05-24 15:50:03 | 太陽

3日ぶりに太陽面を撮影。


EOS60Da+EF70-300mm F4-5.6ISⅡUSM(@300mm)+ND10000太陽撮影用フィルター(コレ無しでは危険!) 

中央下の大きな黒点は日食メガネを通した肉眼観察で何とか存在が確認できました。
3日前、自転で正面に来たら見える可能性もあると予想しましたが、本当にその通りになりました。
ちなみに自分の視力は両目とも1.2です。
なお、実際に見えるかどうか確認したい場合は、安全のため夕陽でも日食メガネ/グラスを必ず使いましょう。


今朝の富士山(2023/05/24)

2023-05-24 08:05:50 | 富士山

早朝から快晴でクリアに見えてます。

<今日のアメダス最低気温>
八王子:8.6℃  富士山:-12.7℃

今朝は気温が低く、八王子アメダスでは9日ぶりに10℃以下を記録しました。
日中は好天に恵まれる見込みで、寒さは解消されそうです。

ところで、先週末に発生した台風2号が猛烈な勢力に発達すると予想されています。
今はまだ日本から遠いものの、来週前半に沖縄・先島諸島に接近するような進路予想が出ており、
その後は日本列島をかすめるように進んでいく可能性を示唆する予報もあるので要注意です。


電子戦機EA-18G Growler飛来(2023/05/22)

2023-05-23 09:53:28 | 横田フライトインフォメーション

昨日の午後、南から戦闘機っぽい機体が4機ほど続けて飛んでくるのを目撃。
そのうちの1機を撮影。

米海軍所属機で、機材はBoeing EA-18G Growlerでした。機体記号はNL525。
いわゆる電子戦機ってヤツで、強力な電波を発したりして敵のレーダー/通信システムを妨害し、
無力化する役割を持つらしいです。このような機体は個人的に初めて撮影しました。
逆光状態だったのが残念だなぁ・・・


春の熱海海上花火大会(2023/05/21)

2023-05-22 21:03:50 | 花火

昨夜開催された熱海海上花火大会を撮ってきました。
いつものように網代から海越しに撮影した動画(打上げ時間全20分のノーカット版)がこちら。

背景の熱海市街地の夜景を注意深く見ていると、下部中央からやや左寄りに新幹線が通過していく様子や
右端に近いところのビルの窓ガラスに明るい花火の光が反射してキラキラ輝くのが確認できたりします。
なお、今回は防潮堤から少し離れた場所で撮影したので、波音はあまり入ってません。
そのため花火の破裂音は聴こえやすいと思います。と言っても打上げ場所が遠いので音は弱いんですが・・・
で、動画から適当なフレームを切り出し合成したのがコレです。

序盤の連発シーンを抜き出してみました。夜景の描出重視で感度を上げ過ぎたかも?
ちなみに、今年度はこれが3回目の開催でした。次回は来月4日の予定になってます。


今日の太陽(2023/05/21)

2023-05-22 07:34:17 | 太陽

日曜日の昼過ぎに短時間ながら晴れ間があったので、太陽面を撮影しました。


EOS60Da+EF70-300mm F4-5.6ISⅡUSM(@300mm)+ND10000太陽撮影用フィルター(コレ無しでは危険!) 

左下方に大きめの黒点があります。日食メガネを通して見ましたが、肉眼では確認できませんでした。
今週中盤に自転で正面にやってくると思いますが、その時に肉眼黒点となる可能性を秘めていそうです。


射手が引く弓付近を狙ってみた

2023-05-21 11:50:08 | 遠征日誌

前記事の続編です。

さそり座の尻尾辺りを撮った後、次に狙ったのはコレでした。


【M21,M20,M8付近】
 キヤノンEOS Ra+EF200mmF2.8LⅡUSM,F4.0,ISO3200,LPS-D3フィルター,
 総露出時間30分(3分×10コマ加算コンポジット),タカハシEM-200Temma2M赤道儀,
 口径25mmガイド鏡にて恒星オートガイド,静岡県東伊豆町にて

フレーミングしたのはこんなエリア。


AstroArts社ステラナビゲータによるシミュレーション

星座絵によると、いて座がさそり座を狙って引いている弓の北側付近に相当します。
銀河系の中心部の近くになりますが、暗黒帯が斜めに走っており、その向こう側の星の光が遮られて
暗く写ってます。その低輝度エリアを背景に大きな干潟星雲M8の赤い広がりが目に付きます。
その右上には青と赤の星雲から成る三裂星雲M20、そのすぐ左上には散開星団M21が写ってます。
周囲には淡いながら赤い星雲が散見され、シャープレスカタログの登録天体が10個近くあります。
そのような目立たない各星雲もいずれクローズアップで撮って紹介できればと思います。


サソリの毒針付近を狙ってみた

2023-05-20 12:20:50 | 遠征日誌

今週は新月近くということで、16日の夜に東伊豆まで☆撮りに出掛けました。
いつものように強風が吹いていて、主砲での撮影を途中で断念し、カメラレンズ撮影に切替えたため、
本格的な撮影は日付が変わってからとなりました。
空の透明度は比較的イイ感じだったんで、まずは低空エリアであるさそり座の尻尾辺りを狙ってみました。
得られた画像がコレです。


【さそり座尾部付近】
 キヤノンEOS Ra+EF200mmF2.8LⅡUSM,F4.0,ISO3200,LPS-D3フィルター,
 総露出時間30分(3分×10コマ加算コンポジット),タカハシEM-200Temma2M赤道儀,
 口径25mmガイド鏡にて恒星オートガイド,静岡県東伊豆町にて

フレーミングしたのはこんなエリアでした。


AstroArts社ステラナビゲータによるシミュレーション

星座絵で分かるとおり、さそり座の尻尾の先辺りに相当します。ギリシャ神話では勇者オリオンを一刺しで
倒した毒針の周辺ということになります。画像左寄りが明るいのは天の川の濃い部分が広がっているためで、
肉眼でも存在が分かる明るい散開星団M7が写っているんですが、背景が明る過ぎて埋もれてしまってます。
画面上方やや左には散開星団M6が写っていますが、こちらは天の川の暗黒帯が背景になっているため、
はっきりしています。その右横には淡いながら大型の散光星雲Sh2-12の赤い広がりが確認できます。
画面右寄りには赤い散光星雲が2つ目立ってますが、上が彼岸花星雲NGC6357、下が出目金星雲NGC6334です。
先月撮ったさそり座頭部と比べればカラフル感は劣りますけど、天の川とその中に点在する暗黒星雲が
織り成す濃淡も興味深く、そこそこフォトジェニックな印象でした。


五島プラネタリウム リーフレット No.237(1976年12月)

2023-05-19 11:32:05 | タイムマシンにお願い

シリーズで紹介している五島プラネタリウムのリーフレットの第2弾は1976年12月配布のものです。

表紙(1ページ目)の写真は米・カリフォルニア州にあるウィルソン山天文台に設置されているフッカー望遠鏡の
巨大な姿を撮ったものでした。口径は100インチ(254cm)で、完成したのは1917年とのこと。
1948年にパロマー山天文台に口径200インチのヘール望遠鏡ができるまでは世界最大の望遠鏡だったそうで、
かの有名な天文学者エドウィン・ハッブルはこの望遠鏡を使った観測で宇宙が膨張している証拠を
掴んだということです。

2ページ目には望遠鏡の種類(屈折式/反射式)とそれらの基本的な構造についての解説があります。
ちなみに、構造図にある屈折望遠鏡は「ケプラー式」、反射望遠鏡は「ニュートン式」になりますが、
どちらもアマチュア向け望遠鏡としては最もポピュラーな形式となってます。

3ページ目の「12月の星座」では冬の夜空に輝く1等星の名前を挙げてますが、個数を間違えてたり、
南の超低空に見られるカノープスはさすがに見つけ難いこともあるのか残念ながら除外されてたりと
今となってはちょっとツッコミを入れたくなる部分もあります。その辺はご愛嬌って感じかな。
最後に「すばる」の話が出てきますが、その下の広告にある「天文ガイド」の1976年12月号に掲載の
カラーリバーサルフィルムの宣伝ページにはこんな写真が掲げられてました。

撮影データによると明るさF4.5のレンズを用いて15分露出で撮られた写真になります。
すばるが纏っている反射星雲は微かに認められる程度で、ASA/ISO100の感度ではまあ頑張った方かな?
また、レンズの色収差で星の周りに青色のフリンジが出ていて、当時の技術レベルを伺い知ることができます。
それでも星団らしさが感じられるイメージを見て、いつかこんな写真を撮りたいと思ったものでした。
今は所有する機材にて、たったの5秒露出でこんな写真が撮れたりします(コントラスト向上処理等無し)。

光学系の明るさはF2.8、ISOは51200で感度差は実に512倍となるので、段違いなのは当然とは言え、
機材の技術的な進歩にあらためて感心させられるのでした。
天文学者が使う機材はJWSTを代表にとんでもなく凄いことになってますが・・・


今朝の富士山(2023/05/18)

2023-05-18 09:56:28 | 富士山

昨日より視界が少し良くなり、下の方の新雪が消失してきたのが分かります。

<今日のアメダス最低気温>
八王子:14.9℃  富士山:-2.5℃

昨日の八王子アメダスの最高気温は30.5℃で、真夏日となりました。
今日はさらに気温が上がる見込みで、予想最高気温が32℃となってます。
5月中旬の気温とは思えないですねぇ・・・


今朝の富士山(2023/05/17)

2023-05-17 08:05:00 | 富士山

視界不良のため詳細が掴めませんが、新雪はあまり解けてない感じです。

<今日のアメダス最低気温>
八王子:11.8℃  富士山:-3.0℃

今日は好天に恵まれて真夏日になる所が多い見込みです。東京都心も予想最高気温が31℃となってます。
群馬県の前橋では猛暑日になるとの予想が出ていて、熱中症に警戒するよう呼び掛けられてます。