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信用金庫に口座開設

2011年03月01日 23時27分23秒 | お仕事・学び
地元の信用金庫 (信金) に口座を開きました。不動産賃貸業に使う専用の口座です。プライベートと事業とでお金の出入りを明確に区別するために、新規に口座を開きました。

ただし、この口座に家賃は振り込まれません。家賃は、物件の管理を委託している会社を経由して振り込まれますが、管理会社から振り込まれる際の振込手数料を節約するために、管理会社の取引銀行と同じ銀行の同じ支店に口座を開いて、管理会社との決済はその口座を通しています。

ところが、この入金口座が使いにくいのです。都市銀行 (都銀) の口座なのですが、さすが都銀と言うべきか、私の家の近くに支店はなく、近所のコンビニATMや郵便局のATMで出金しようとすると、いちいち手数料がかかります。

幸い、たびたび家賃を引き出す必要に迫られてはいないので、振り込まれた家賃はそのまましばらく都銀の口座にプールしておき、適当なタイミングでまとめて地元の信金の口座に移して、そこから引き出すことにしました。納税資金などのプールや、物件の購入代金の決済にも信金を使います。

選んだのは信用金庫です。あえて信用金庫です。巨大な都銀に不便を強いられるのに反発して、信金を選びました。都心部に構えられた都銀の支店と比べると窓口の接客レベルに劇的な差がありますが、いまいち都銀が好きになれないのと、小さな金融機関を応援したい気持ちがあってのことです。通帳やキャッシュカードに地元の名産品が描かれることがあるのも、ほほえましくて好きです。

注意すべき点は、信金は営業地域がごく狭い範囲に限られていること。そのため、状況によっては納税などで不便になる場合があります。

所有する物件の固定資産税や都市計画税を納めるとき、納税手続きが可能な金融機関は、納税先の自治体が管轄する地域に本店または支店がある金融機関に限られます。

例えば、東京に物件を所有している場合は、固定資産税・都市計画税 (固都税) を東京都に納めますが、東京に支店を持たない大阪や名古屋の信金でこの固都税を直接納めることはできません。納められないことはないのですが、取次手数料がかかってしまいます。この場合は、いったん口座から現金を出金して (納税準備預金の場合は小切手を振り出してもらって) 取扱金融機関で納税すればOKです。

また、信金の営業地域から外れた地域の物件を購入するときに融資を受けることもできません。信金をメインバンクにする場合は、この点も忘れてはなりません。「お金は全部ここの信金を通してきたのに冷たいなぁ」なんて言っても信金に責任はないのでご注意を。