確定申告の時期が近づいています。
昨年、不動産賃貸業を開業して以来の仕訳をほぼ記帳しました。入出金は基本的に現金を使わずに銀行の口座を通しているので、残高の照合に苦労することはありません。決まりきった仕訳が延々と続くので、伝票をコピー&ペーストして日付を書き換える作業を繰り返すだけでほぼ終わります。
経理には、独自に開発した経理ソフトを使います。
会社では市販の経理ソフトを使っていますが、市販の経理ソフトは使い勝手が悪すぎます。仕訳を入力するのも、過去の仕訳を検索するのも、手間がかかります。摘要欄を一括して検索・置換することはできません。決まりきった仕訳を経理ソフトの外部で自動生成して一気に取り込むには、かなり面倒な処理が必要です。利点と言えば、電子帳簿保存に対応していることが挙げられますが、実際には税理士に決算を依頼するときに帳簿を印刷しなければならないので、帳簿を電子的に保存する意味はありません。
私が個人で行う不動産賃貸業は電子帳簿保存するほどの規模ではありません。あえて操作性の悪い市販ソフトを使う理由は見あたりません。経理ソフトをさくっと開発して、経理業務を効率化することにしました。さしあたり、upiaccという名前をつけてあります。
特徴は、経理ソフトで仕訳を入力するのではなく、仕訳をテキストファイルとして作成すること。テキストエディタの高い編集能力をフルに活用できるので、仕訳を楽に入力できます。伝票のコピー&ペーストも、仕訳の検索・置換も自在。毎月お決まりの仕訳を自動生成して取り込むのも簡単です。
このテキストファイルをupiaccに読み込ませると、仕訳日記帳と総勘定元帳、残高試算表などが作成されます。各帳簿の書式は、設定ファイル (upiacc.cfg) で自由に設定できます。帳簿の書式はヘッダー、本体、フッターに分けて指定できるので、XML形式の出力も生成できます (いいでしょ)。私が不動産賃貸業の経理に使用するときには、HTML形式の書式を用意して帳簿を生成させ、表示や印刷をWebブラウザで行っています。
書式の例 (抜粋):
昨年、不動産賃貸業を開業して以来の仕訳をほぼ記帳しました。入出金は基本的に現金を使わずに銀行の口座を通しているので、残高の照合に苦労することはありません。決まりきった仕訳が延々と続くので、伝票をコピー&ペーストして日付を書き換える作業を繰り返すだけでほぼ終わります。
経理には、独自に開発した経理ソフトを使います。
会社では市販の経理ソフトを使っていますが、市販の経理ソフトは使い勝手が悪すぎます。仕訳を入力するのも、過去の仕訳を検索するのも、手間がかかります。摘要欄を一括して検索・置換することはできません。決まりきった仕訳を経理ソフトの外部で自動生成して一気に取り込むには、かなり面倒な処理が必要です。利点と言えば、電子帳簿保存に対応していることが挙げられますが、実際には税理士に決算を依頼するときに帳簿を印刷しなければならないので、帳簿を電子的に保存する意味はありません。
私が個人で行う不動産賃貸業は電子帳簿保存するほどの規模ではありません。あえて操作性の悪い市販ソフトを使う理由は見あたりません。経理ソフトをさくっと開発して、経理業務を効率化することにしました。さしあたり、upiaccという名前をつけてあります。
特徴は、経理ソフトで仕訳を入力するのではなく、仕訳をテキストファイルとして作成すること。テキストエディタの高い編集能力をフルに活用できるので、仕訳を楽に入力できます。伝票のコピー&ペーストも、仕訳の検索・置換も自在。毎月お決まりの仕訳を自動生成して取り込むのも簡単です。
このテキストファイルをupiaccに読み込ませると、仕訳日記帳と総勘定元帳、残高試算表などが作成されます。各帳簿の書式は、設定ファイル (upiacc.cfg) で自由に設定できます。帳簿の書式はヘッダー、本体、フッターに分けて指定できるので、XML形式の出力も生成できます (いいでしょ)。私が不動産賃貸業の経理に使用するときには、HTML形式の書式を用意して帳簿を生成させ、表示や印刷をWebブラウザで行っています。
書式の例 (抜粋):
LEDGER_HEADER = <<END_OF_LEDGER_HEADER <center>$(ACCOUNT_NAME)
$(BEGIN_YEAR) | 摘要 | 相手科目 | 借方 | 貸方 | 残高 | $(MONTH)/$(DAY) | $(BRIEF) | $(ACCOUNT) | $(DEBIT_VALUE) | $(CREDIT_VALUE) | $(BALANCE) | END_OF_LEDGER_ENTRY