みぃちゃんの頭の中はおもちゃ箱

略してみちゃばこ。泣いたり笑ったり

冬の雨しのぐキジバト

2007年01月06日 18時59分39秒 | いのち
hato007.jpg: 雨に濡れるキジバト
D70s with SIGMA 17-70mm F2.8-4.5 DC Macro thru Kenko Pro1D Protector (W), Manual exposure (F=9.0, SS=1/25s) , ISO200, WB=Cloudy (-3), f=55mm (35mm-equivalent: 82mm)

今日は朝から雨。ベランダの柵に、全身茶色い毛に覆われた鳩が止まっていました。羽根の縁が明るい茶色をしているのが目立ちます。きっとキジバト。冬の冷たい雨がしとしとと降る中、じっと動きません。

hato008.jpg: 雨に濡れるキジバト
D70s with SIGMA 17-70mm F2.8-4.5 DC Macro thru Kenko Pro1D Protector (W), Manual exposure (F=9.0, SS=1/25s) , ISO200, WB=Cloudy (-3), f=70mm (35mm-equivalent: 105mm), Cropped

ふかふかの胸毛も雨に濡れてびしょびしょ。雨水を含んでずいぶん重くなっているはずです。

鳩がいることに気づいてから窓際にカメラを設置し、撮影を始めました。鳩までの距離は3mほど。窓を開けても、一向に飛び立つ気配はありません。人間を気にしないのなら撮影には好都合ですが。

鳩はときどき首をもたげますが、

hato009.jpg: 雨に濡れるキジバト
D70s with SIGMA 17-70mm F2.8-4.5 DC Macro thru Kenko Pro1D Protector (W), Manual exposure (F=9.0, SS=1/25s) , ISO200, WB=Cloudy (-3), f=70mm (35mm-equivalent: 105mm), Cropped

また目を閉じてしまいます。寝ているのでしょうか、怪我 (けが) でもしているのでしょうか。

ベランダに屋根はありません。どうせ止まるなら屋根の下や木陰にすればよさそうなものを、あえてベランダの柵を選び、冬の雨も冷たいだろうに、濡れるに任せて動こうとしません。

hato010.jpg: 雨に濡れるキジバト
D70s with SIGMA 17-70mm F2.8-4.5 DC Macro thru Kenko Pro1D Protector (W), Manual exposure (F=10, SS=1/20s) , ISO200, WB=Cloudy (-3), f=70mm (35mm-equivalent: 105mm), Cropped

立ち上がりました。足を怪我しているわけではなさそうです。お尻もびしょ濡れ。

鳩はちょこちょこと歩いて、

hato011.jpg: 雨に濡れるキジバト
D70s with SIGMA 17-70mm F2.8-4.5 DC Macro thru Kenko Pro1D Protector (W), Manual exposure (F=10, SS=1/20s) , ISO200, WB=Cloudy (-3), f=70mm (35mm-equivalent: 105mm), Cropped

また座り込んでしまいました。こんもりと膨らんだ羽毛の中に首をすくめ、目を閉じて雨をしのいでいます。

よくよく考えてみれば、ベランダの柵に器用に止まれるくらいですから、足も翼も怪我していないはずです。だとしたら、どうしてここに? どうして人が近づいても逃げないの?

Yachoo! オンライン野鳥図鑑」によると、キジバトの首には青と黒の斑 (ふ。まだら模様) があると説明されていますが、この鳥の首に斑紋 (はんもん) は見当たりません。大きさはドバトくらいで、見るからにキジバトと思われるのですが。

そう言えば、キジバトは62円切手の絵柄にもなっていました。62円切手はもう久しく見ていません。手紙に62円切手を貼っていた時代は、いつの間にか遠い昔になってしまったようです。

参考リンク:
Yachoo! オンライン野鳥図鑑

(次回に続く)


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