さてさて、グラム100円のD70sでテスト撮影してみましょう。
不良品だったら返品しなきゃいけないしね。
ちょうど苺があるので、それを題材に撮ってみます。撮るステップはコンパクトデジカメのときとほとんど同じはず。
まずは照明の確認。照明が電球色蛍光灯なので、ホワイトバランスを蛍光灯に合わせた後、微調整します。マイナス方向に2だけずらしておきます。
自分の目でちゃんとピントを合わせられるか確認する意味も込めて、マニュアルフォーカスしてみます。私は近視なのですが、普段の生活では眼鏡を使っていません。もちろん、今まで撮影のときにも眼鏡は使ってきませんでした。裸眼でファインダーをのぞいてピントの山が分からないようであれば、視度調節用の接眼補助レンズを買わないといけないでしょう。
レンズを70mmまで目一杯繰り出して撮影します。レンズから被写体まで2~3cmしか離れていません。レンズが苺の山に突っ込まないように慎重にカメラを構えます。
ファインダーをのぞきながらピントリングを回して、真ん中の苺に焦点を合わせます。ゆっくりピントリングを回してピントの山を探ると、ファインダー内の合焦表示がついたり消えたりします。自分の目でマット面を見てピントが合っていると思う箇所とファインダー内の合焦表示がほぼ一致するので、裸眼でカメラを使ってもマニュアルフォーカスできそうです。ファインダーをのぞいているうちに、ファインダーが曇ってきてしまいました。
ファインダーの曇りをふいて、またのぞきこみます。
ファインダー内のシャッタースピードや絞りの表示が見にくいです。文字が小さい上に、ファインダーをのぞきこむ角度によっては文字が見えなくなってしまいます。
撮影モードはプログラムAEに合わせてあります。シャッターボタンを半押ししてみると、SS=1/30、F4.5と表示されました。このレンズの望遠側では開放でもF4.5。今の状態で目一杯の開放です。実焦点距離70mmでの手持ち撮影なので、もう少しシャッタースピードを上げて手ぶれを回避したいところですが、これ以上絞りは開けません。
D70sでは、撮影モードをプログラムAEにした状態でコマンドダイヤルを回せば、この露出を一定にしたままシャッタースピードと絞りの組み合わせを変えられるはずです (プログラムシフト機能)。
そう思ってコマンドダイヤルを回してみるものの、シャッタースピードは上がりません。
あれれ?
ISO感度を自動制御に設定した状態でプログラムシフトすればシャッタースピードが上がって自動的にISO感度も上がるかと思いましたが、ISO感度までは連動しないようです。こういうときは、手動でISO感度を上げないといけないのかも知れません。
ぶれないように息を潜めてシャッターボタンを押します。
ジャキ!
ひっ!
ものすごいシャッター音に、思わず体がすくんでしまいました。
これが、一眼レフのミラーが跳ね上がる音ね。一眼レフカメラは、撮像面 (フィルムカメラならフィルム、デジタルカメラならCCDやCMOSなどの撮像素子) の前に鏡が設けられ、レンズから入った像をその鏡で反射させてファインダーに導く仕組みになっています。シャッターボタンを押すとその鏡が跳ね上がり、レンズから入った光が撮像面に届いてフィルムが感光したり撮像素子が光の信号を取り込んだりします。
こんな大きな音がするなら、一眼レフでミラーショックが問題になるのもうなずけます。
びっくりしたなぁ、もう。
一眼レフ初の写真はしっかり手ぶれしてます。まだ構えが安定してないのね。
被写界深度が浅い浅い。ピントは真ん中の苺で合わせましたが、2~3cmしか離れていない奥の苺や手前の苺がボケてます。
それにしても、撮れた写真は何だか赤っぽくなっています。説明書で確認してみたら、ホワイトバランスを電球色蛍光灯に合わせるには、微調整量を+2に設定しないといけないと書かれていました。
えっ!? -2にしてたよ。
色温度を低く設定したいから微調整量もマイナスにすればいいと思っていましたが、調整方向は逆のプラスでした。自分が希望する色温度の方向に合わせる (赤くしたいからマイナス、青くしたいからプラス) と覚えておきましょう。
不良品だったら返品しなきゃいけないしね。
ちょうど苺があるので、それを題材に撮ってみます。撮るステップはコンパクトデジカメのときとほとんど同じはず。
まずは照明の確認。照明が電球色蛍光灯なので、ホワイトバランスを蛍光灯に合わせた後、微調整します。マイナス方向に2だけずらしておきます。
自分の目でちゃんとピントを合わせられるか確認する意味も込めて、マニュアルフォーカスしてみます。私は近視なのですが、普段の生活では眼鏡を使っていません。もちろん、今まで撮影のときにも眼鏡は使ってきませんでした。裸眼でファインダーをのぞいてピントの山が分からないようであれば、視度調節用の接眼補助レンズを買わないといけないでしょう。
レンズを70mmまで目一杯繰り出して撮影します。レンズから被写体まで2~3cmしか離れていません。レンズが苺の山に突っ込まないように慎重にカメラを構えます。
ファインダーをのぞきながらピントリングを回して、真ん中の苺に焦点を合わせます。ゆっくりピントリングを回してピントの山を探ると、ファインダー内の合焦表示がついたり消えたりします。自分の目でマット面を見てピントが合っていると思う箇所とファインダー内の合焦表示がほぼ一致するので、裸眼でカメラを使ってもマニュアルフォーカスできそうです。ファインダーをのぞいているうちに、ファインダーが曇ってきてしまいました。
ファインダーの曇りをふいて、またのぞきこみます。
ファインダー内のシャッタースピードや絞りの表示が見にくいです。文字が小さい上に、ファインダーをのぞきこむ角度によっては文字が見えなくなってしまいます。
撮影モードはプログラムAEに合わせてあります。シャッターボタンを半押ししてみると、SS=1/30、F4.5と表示されました。このレンズの望遠側では開放でもF4.5。今の状態で目一杯の開放です。実焦点距離70mmでの手持ち撮影なので、もう少しシャッタースピードを上げて手ぶれを回避したいところですが、これ以上絞りは開けません。
D70sでは、撮影モードをプログラムAEにした状態でコマンドダイヤルを回せば、この露出を一定にしたままシャッタースピードと絞りの組み合わせを変えられるはずです (プログラムシフト機能)。
そう思ってコマンドダイヤルを回してみるものの、シャッタースピードは上がりません。
あれれ?
ISO感度を自動制御に設定した状態でプログラムシフトすればシャッタースピードが上がって自動的にISO感度も上がるかと思いましたが、ISO感度までは連動しないようです。こういうときは、手動でISO感度を上げないといけないのかも知れません。
ぶれないように息を潜めてシャッターボタンを押します。
ジャキ!
ひっ!
ものすごいシャッター音に、思わず体がすくんでしまいました。
これが、一眼レフのミラーが跳ね上がる音ね。一眼レフカメラは、撮像面 (フィルムカメラならフィルム、デジタルカメラならCCDやCMOSなどの撮像素子) の前に鏡が設けられ、レンズから入った像をその鏡で反射させてファインダーに導く仕組みになっています。シャッターボタンを押すとその鏡が跳ね上がり、レンズから入った光が撮像面に届いてフィルムが感光したり撮像素子が光の信号を取り込んだりします。
こんな大きな音がするなら、一眼レフでミラーショックが問題になるのもうなずけます。
びっくりしたなぁ、もう。
一眼レフ初の写真はしっかり手ぶれしてます。まだ構えが安定してないのね。
被写界深度が浅い浅い。ピントは真ん中の苺で合わせましたが、2~3cmしか離れていない奥の苺や手前の苺がボケてます。
それにしても、撮れた写真は何だか赤っぽくなっています。説明書で確認してみたら、ホワイトバランスを電球色蛍光灯に合わせるには、微調整量を+2に設定しないといけないと書かれていました。
えっ!? -2にしてたよ。
色温度を低く設定したいから微調整量もマイナスにすればいいと思っていましたが、調整方向は逆のプラスでした。自分が希望する色温度の方向に合わせる (赤くしたいからマイナス、青くしたいからプラス) と覚えておきましょう。
蔵出し企画: おもちゃ箱の奥 2005年3月10日の記事は → 「うぐいす色の湯」 【みぃのつぶやき】 実家では、食べ終わったみかんの皮を天日で干して、カラカラに乾いたところで入浴剤に使ったりもしています。 ※ 過去の記事へのコメントも歓迎します。恐れ入りますが、コメントは該当する記事に書いてくださるようお願いします。過去の記事に関するコメントが今日の記事に書かれていると、他の読者が脈絡を理解できず、混乱してしまいますから。 |
それで不足という場合に、別売の接眼補助レンズの取り付けが可能だそうです。
もうひとつだけ。
レンズ保護フィルターは、買いましたか?
使っていると、かなり汚れてくるのが、分かると思います。。
ぜひ、最初から保護してあげてください。
レンズ保護フィルターはどうしましょう? やっぱり保護してあげたほうがいいでしょうか。レンズ保護フィルターはただのアクリル板が入っているだけのフィルターですよね。カメラのカタログと一緒にフィルターのカタログももらってきて、こういうものもあるんだな~と思って見てました。何しろSIGMA 17-70mm F2.8-4.5 DC Macroはワーキングディスタンスが短いので、被写体に前玉をぶつける可能性がなきにしもあらず。保護フィルターが必要かと考える一方、レンズの値段も高くはありませんし、初心者が使い倒すためのレンズなので、レンズを消耗品として考えようか、との思いもあり……。見かけたら買ってきましょうか?
ところで、PLフィルターなどを付ける場合はこのプロテクターの上から付けていいんでしょうか、それともプロテクターを外してから付けるんでしょうか?
D70sを買われたんですね!
おめでとうございます!!
ところでPLフィルターですが、デジタル専用レンズで2枚重ねするとケラレちゃいますよ。
ちなみにPLフィルターのみでもワイドタイプじゃないとケラレるかも。
ご回答ありがとうございます。
この保護フィルターは最高級品なんですか!? 近所のお店に置いてあった保護フィルターはこれだけだったんですよ~。まさか、店長がkissnさんのコメントを読んで、「みぃが保護フィルターを買いに来るぞ」とばかりに安い商品を店頭から撤去した……のではないことを祈ります。
初心者が暴走していきますが、これからも生温かく見守ってやってください。
> EAGLEさん
アドバイスありがとうございます。EAGLEさんがgooブログを利用されていた頃から勉強させていただいてます (めったにコメントは書き込みませんけど……ごめんなさい)。特に絞りやシャッタースピードの値を勉強しています。ラグーナ蒲郡の幻想的な夜景を切り取られた写真では、夜景撮影に必ずしもF1.4なんてレンズがなくてもいいんだと勉強になりました。もちろん、露出時間が長くなれば三脚は必須ですね。
PLフィルターについてアドバイスをくださり、ありがとうございます。PLフィルターを買うときはワイドタイプにします。デジタル専用レンズではイメージサークルがレンズ周辺部ギリギリまで達するからですね。機会があったら、デジタル専用レンズに厚みのあるフィルターを取り付けてケラレの実験をしてみたいです。
今度のお出かけ先には水族館があります。雨で外を歩き回れない日があったら、水族館で遊んでくるのもいいな、と思っています。PLフィルターがあると、楽しみの幅も広がりそうです。出発前に近所で買えるといいんですが。72mm径だと1枚1万円以上するんですね。ちょっとした出費です。でっかい前玉が萌え、とか言ってる場合じゃなくなってきました。
そうですね。
もともと明るいレンズはシャッタースピードを稼ぐために使っていませんから。
F1.4だと室内でも1/40秒ぐらいで撮れますが被写界深度が超浅いので実用的ではないです。
ブログ用ぐらいのお遊び写真なら良いですけど。
あとPLフィルターを付けると暗くなるのでシャッタースピードが落ちますしファインダーも暗くなります。
水族館などの室内では外した方が良いと思いますよ。
私は水族館ではISO800~1600でノーストロボ撮影します。
ほとんどはブログ用途なのでノイズは関係ありません。
雰囲気を撮ってくるだけですから・・・。
ちなみにフィルター関係はヤフオクで買ってます。
安くて信用できる出品者さんがいるので。
メディアは楽天の上海問屋がメチャ安ですよ。
1ギガのUltraⅡがヤ○ダ電気の約半額でした。
両方ともとても店頭では買えなくなります。
私は最初のうちは使っていましたが、今は全く使っていません。
サイズが合えば、みぃちゃんに差し上げたいです。58mmなので、無理ですが。
最近の水族館はいろんな趣向を凝らした水槽を設けているので、そんなときに水面のギラギラが写り込むかもしれない、と思ったのがPLフィルターを考えた理由です。あくまで遊びで撮影するだけなので、変な光が入るようなアングルを避ければいいだけのことですね。
フィルターのカタログを見ると、PLフィルターは1~2段暗くなるようですね。カタログには、他にも晴天用フィルターや曇天用フィルター、エンハンサーなど、いろいろ載っていました。デジタルカメラなら画像処理で済むことですが、フィルムカメラの場合はフィルターで補正しないとどうにもならないのですね。フィルム全盛期は、フィルターの使いこなしも腕の見せ所だったことでしょう。
> kissnさん
58mmですか……サンゴ礁みたいに毎年1mmずつ成長して72mmになってくれたら嬉しいです。それでもあと14年かかりますけど。
私は昼間の屋外での撮影はほとんどPLフィルターを使用しています。
あるとないとでは全然違いますから。
たまに忘れるとかなりショックです。
あとは滝や川などの撮影にNDフィルターも使用しますよ。
みぃさん
水面を上から写すのであればPLがあると便利ですけどね。
水族館での撮影は画質に目を瞑ってでもISO感度を上げてかなりシャッタースピードを稼がないと被写体ブレしてしまいます。
魚は結構動きが速いですからね。
あとは青い水槽だったらWBをタングステンにして撮影すると雰囲気が増しますよ。
失敗するといけないのでRAWで撮影して後で試す方が良いと思いますけど。