みぃちゃんの頭の中はおもちゃ箱

略してみちゃばこ。泣いたり笑ったり

スパティフィラムの新芽

2006年01月08日 23時18分41秒 | 草木をめでる
スパティフィラム (観葉植物) が新芽を出しました。大きな葉っぱの間から、くるくるっと筒のように丸まった新芽が顔をのぞかせています。

ジャングルの奥に新しい命が芽生えたみたい。小さな命の発見に心が弾みます。

さっそくデジカメを持ち出して撮ろうとしたものの、ここからが大変。

私が使っているコンパクトデジカメには、今どき当たり前のオートフォーカス (AF) 機能が搭載されていますが、フォーカスが新芽にぴったり合いません。ジジッ、ジジッとレンズが前後に動いたと思うと、AF失敗のランプが点滅したり、AFに成功しても背景にフォーカスが合っちゃったりします。

背景にフォーカスが合うのを防ぐには、被写体の背後に手のひらをかざして背景を遮る方法がありますが……寄りに寄っているせいか、背後にかざした指先にフォーカスが合ってしまいます。くっきり写したいのは、指紋じゃなくて新芽なの。それも丸まった葉が開き始めるあたり。

これでダメなら次の手段。別の物体でフォーカスを合わせた後、本当に写したい被写体にカメラを向けましょう。

新芽の近くに指先をかざしていったん指先にフォーカスロックした後、カメラを両手で構えて勘で前後に動かして新芽にフォーカスを合わせる方法を試してみました。

その結果がこれ。右側の画像は、新芽の部分だけピクセル等倍で (拡大や縮小をせずに) 切り出したものです。


spathiphyllum04.jpg: スパティフィラムの新芽

spathiphyllum04A.jpg: スパティフィラムの新芽

写真1

spathiphyllum05.jpg: スパティフィラムの新芽

spathiphyllum05A.jpg: スパティフィラムの新芽

写真2

spathiphyllum06.jpg: スパティフィラムの新芽

spathiphyllum06A.jpg: スパティフィラムの新芽

写真3


惨敗です。

デジカメの液晶画面で見る限りではフォーカスがバッチリ合ってると思っても、いざパソコンに取り込んで大きな画面で確認してみると肝心なところにフォーカスが合っていません。

やっぱり、マニュアルフォーカスがきちんとできるカメラでないと接写は難しいかぁ。

ヾ(≧∇≦)〃 接写したい、したい、したいっ!

この接写したいしたい病はどうにも止まらず、マニュアル撮影機能が充実したカメラにステップアップすることに決めました。目下機材を選定中。

新しいカメラを買っても、今のデジカメは引き続き大事に大事に使い続けるつもりです。コンパクトで気軽に持ち歩けますし、動画も撮影できますから。

もうひとつ気になったこと。フォーカスとは直接関係しませんが、写真2や写真3のピクセル等倍画像を見るとノイズも出てますね。フォーカスが合わない、合わないと言ってるうちに日が暮れてきてしまい、窓辺からきれいな太陽光が入らなくなっちゃったんです。う~ん、あの光に照らされた新芽が美しかったのに。ノイズは、暗くなった分を補おうとデジカメが自動的に増感した (感度を上げた) ためです。ISO感度は、写真1から順に100、198、199です。このデジカメの通常の感度がISO50ですから、ISO200近くというのは相当頑張っています。まぁ、ピクセル等倍でなきゃノイズなんて分かんないんですけど。

次回予定: なばなの里の連載を再開。撮ってきた写真を整理しながら公開していきます。微妙なフォーカスは難しいけど、このデジカメも風景写真はちゃんと切り取ってくれるんだよ。




蔵出し企画: おもちゃ箱の奥

2005年1月8日の記事は → 「植物生まれのパソコン

【みぃのつぶやき】 最近は植物原料プラスチックの話題も増えてきました。トヨタもサトウキビから生分解性プラスチックを製造し、自動車の内装に使用しています。当初はサツマイモからプラスチックを製造する計画だったようですが、その後方針を転換してサトウキビに落ち着いたとか。トヨタの植物原料プラスチックについて少し調べたので、去年の記事にリンクを追加しておきます。

※ 過去の記事へのコメントも歓迎します。恐れ入りますが、コメントは該当する記事に書いてくださるようお願いします。過去の記事に関するコメントが今日の記事に書かれていると、他の読者が脈絡を理解できず、混乱してしまいますから。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。