ゴーヤの みへの来客

ベランダでゴーヤを栽培しています。

ゴーヤの みは、最初は みどりいろをしていますが、次第に熟して きいろくなります。ゴーヤだって植物です。動物に たねをたべさせて とおくに はこんでもらわなければ、生息域を拡大できません。たねが未熟なうちは みを みどりいろに しておいて はに まぎれこませ、たねが成熟するころに みの いろをかえて めだたせて、注目をあつめる必要があるのでしょう。きいろくなった みを収穫せずに放っておくと、みが さけて たねが とびちります (もちろん その まえに収穫しなければ なりません)。きいろくなった みは人間にとっても にがみが よわくなり、おすすめです (ピーマンと おなじです。ピーマンも熟せば あまくなります)。

その きいろいゴーヤを収穫すると、たまに なかから あらわれるものが。

ありんこ。

熟す まえの (みどりいろの) ゴーヤの みには しろい たねが はいっていますが、きいろく熟した みの たねは、あかいゼリー状の果肉に つつまれています。この果肉は ぷるぷるしていて あまく、デザートのトッピングに つかえるほどです。

ありも、その あまい果肉をねらってゴーヤの みの なかに侵入したのでしょう。ありの襲撃をうけた みの なかでは、たねが あかい果肉を すっかり たべられて、まるはだかに なっていました。

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