
福岡旅行中、D70sで撮影した写真を保存しておくために使ったメモリーカードは、My Flashというブランド名が付いたA-DATA社製の80倍速コンパクトフラッシュカード (以下CFカード) です。聞いたこともないメーカーの製品ですが、一応転送速度12MB/sをうたっています。
大量に撮影することも考慮し、頑張って1GBのカードを買ってみました。今のところRAW現像はしないので、1GBもあれば容量は十分です。連写することもほとんどないので、80倍速なら十分な速度でしょう。もっと高速で大容量のカードが必要になったら、そのときに買えばいいんです。それまでに大幅に値下がりするでしょうから。
今回買ったCFカード、パッケージは全部英語で、台湾から輸入したそのまんまという感じです。おまけに外装プラスチックの取り外しにくいこと、この上なし。さすが台湾製、パッケージの開けやすさまで考慮した日本製カードとは全然違います。この白魚のごとき指に傷が付いたらどうしてくれる! この一件でMade in Japanのありがたみを身をもって知った次第。普段は意識しませんが、日本人って、製品に気配りを求める民族のようです。アメリカが政治的圧力をかけない限り米国製品が日本で売れない理由が手に取るように実感できます。
閑話休題。CFカードにさんざん文句を言っていますが、その分、値段は同等の他社製品より安くなっています。安いだけに不安も大きいのですが、一応パッケージには「Lifetime WARRANTY」と書かれており、永久保証が付いているようです。私が気に病んでいるのも、聞いたことのないメーカーだからどんな実績があるか分からないというだけのことです。パソコン用メモリーの分野では台湾製メモリーが世界中で流通していますし、決して台湾製CFカードの品質が悪いわけではないはずです。
検索してみると、実際にA-DATA社製CFカードを使っている人も多いようです。
→ にけログ: 格安コンパクトフラッシュ
旅行中に不具合が発生しても困るので、福岡に出発する前に試しに使ってみました。撮影技術を研究するために、自宅や公園であれこれ200枚ほど撮ってきました。どうやら問題は起きないようです。今後の主力メモリーカードにしても大丈夫でしょう。ただし、念のため、旅行先には鳴門・高松旅行での酷使にも耐えたGREEN HOUSE社製CFカードも一緒に持っていきます。
ところが、ところが……
福岡に出発する直前のことでした。このCFカードをD70sに挿入し、実家の庭に植えられているびわの新芽を撮ったところ、表示される画像が変です。写真の上の部分だけが表示され、その下には砂嵐ノイズが表示されたり、写真をブロック状に切り刻んでシャッフルしたような画像が表示されたりします。上面表示パネルには撮影可能な残り枚数が表示されるはずなのに、怪しげな「CHR」という文字が。
もうびっくりして気が動転。
急いでマニュアルを見てみると、CHR表示はカードアクセスエラーを意味するようです。
またまたびっくりしちゃって、もう頭の中は手を付けられません。
とりあえず電車に乗り遅れてはいけないのでそのまま実家を出ました。新幹線に乗ってからゆっくり確認すればいい、カードを差し替えるなら新幹線の中で差し替えればいい、と自分に言い聞かせるものの、落ち着きません。電車を待つ間、カメラが気になって気になって仕方なく、バッグを開けては「ここでカメラをいじってる暇はないよ」と思いとどまり、またバッグを開けては自制し、それを5回ほど繰り返した後にようやく新幹線に乗れました。
撮影した写真が正常に記録されないのでは意味がありません。せっかくの旅行です。つまらないリスクを冒したくはありません。
でも、今まで使えていたカードが突然使えなくなるのも不可解です。
福岡旅行中はドキドキでしたが、思い切ってこのA-DATA社製CFカードを使ってみました。4泊5日と日程にも余裕があるので、データが壊れてしまったらまた撮り直せばいいのです。そうやって開き直って撮っていましたが、福岡滞在中に問題は何も出ませんでした。念のため、毎晩欠かさずデータをフォトストレージに転送していましたけどね。
月曜日に桜の写真を撮りに行ったときも、このCFカードを使いました。1時間で100枚以上撮りましたが、何も問題は起きませんでした。
ところが、ところが……
昨日、ローパスフィルタの清掃前に白い壁を撮った後、その画像をD70sの液晶画面に表示させようとしたら、「このファイルは表示できません」というメッセージが表示されました。
まただよ。
CFカードを挿し直すと症状が治まることがあります。先日は、D70sの液晶画面に表示される写真が崩れていると思ったら、CFカードの端子が濡れていた、なんてこともありました (ファインダーをのぞいている間に吐いた息で結露したのでしょうか。だとしたら困ります、ニコンさん)。今回もいったん電源をオフにしてCFカードを抜き、端子を確認して挿し直します。
あれ、それでも治んないね。
ここで慌ててCFカードをフォーマットしては、せっかくのデータが消えてしまいます。ダメでもともと、このCFカードをカードリーダー経由でパソコンに接続してみましょう。
あれれ?
カードリーダー経由でパソコンに接続すると、記録された写真をパソコンにコピーできますし、コピーした写真も正常に表示されます。
変だね。
写真をパソコンに転送したので、D70sでCFカードをフォーマットして引き続き使います。しかし、ローパスフィルタの清掃後、確認用に白い壁を何回か撮っていたら、またもやD70sの液晶に「CHR」が表示されてしまいました。
またアクセスエラーだよ。急に寒くなったから調子悪くなったのかな。別のメーカーのCFカードを買ったほうがいいかなぁ。
大量に撮影することも考慮し、頑張って1GBのカードを買ってみました。今のところRAW現像はしないので、1GBもあれば容量は十分です。連写することもほとんどないので、80倍速なら十分な速度でしょう。もっと高速で大容量のカードが必要になったら、そのときに買えばいいんです。それまでに大幅に値下がりするでしょうから。
今回買ったCFカード、パッケージは全部英語で、台湾から輸入したそのまんまという感じです。おまけに外装プラスチックの取り外しにくいこと、この上なし。さすが台湾製、パッケージの開けやすさまで考慮した日本製カードとは全然違います。この白魚のごとき指に傷が付いたらどうしてくれる! この一件でMade in Japanのありがたみを身をもって知った次第。普段は意識しませんが、日本人って、製品に気配りを求める民族のようです。アメリカが政治的圧力をかけない限り米国製品が日本で売れない理由が手に取るように実感できます。
閑話休題。CFカードにさんざん文句を言っていますが、その分、値段は同等の他社製品より安くなっています。安いだけに不安も大きいのですが、一応パッケージには「Lifetime WARRANTY」と書かれており、永久保証が付いているようです。私が気に病んでいるのも、聞いたことのないメーカーだからどんな実績があるか分からないというだけのことです。パソコン用メモリーの分野では台湾製メモリーが世界中で流通していますし、決して台湾製CFカードの品質が悪いわけではないはずです。
検索してみると、実際にA-DATA社製CFカードを使っている人も多いようです。
→ にけログ: 格安コンパクトフラッシュ
旅行中に不具合が発生しても困るので、福岡に出発する前に試しに使ってみました。撮影技術を研究するために、自宅や公園であれこれ200枚ほど撮ってきました。どうやら問題は起きないようです。今後の主力メモリーカードにしても大丈夫でしょう。ただし、念のため、旅行先には鳴門・高松旅行での酷使にも耐えたGREEN HOUSE社製CFカードも一緒に持っていきます。
ところが、ところが……
福岡に出発する直前のことでした。このCFカードをD70sに挿入し、実家の庭に植えられているびわの新芽を撮ったところ、表示される画像が変です。写真の上の部分だけが表示され、その下には砂嵐ノイズが表示されたり、写真をブロック状に切り刻んでシャッフルしたような画像が表示されたりします。上面表示パネルには撮影可能な残り枚数が表示されるはずなのに、怪しげな「CHR」という文字が。
もうびっくりして気が動転。
急いでマニュアルを見てみると、CHR表示はカードアクセスエラーを意味するようです。
またまたびっくりしちゃって、もう頭の中は手を付けられません。
とりあえず電車に乗り遅れてはいけないのでそのまま実家を出ました。新幹線に乗ってからゆっくり確認すればいい、カードを差し替えるなら新幹線の中で差し替えればいい、と自分に言い聞かせるものの、落ち着きません。電車を待つ間、カメラが気になって気になって仕方なく、バッグを開けては「ここでカメラをいじってる暇はないよ」と思いとどまり、またバッグを開けては自制し、それを5回ほど繰り返した後にようやく新幹線に乗れました。
撮影した写真が正常に記録されないのでは意味がありません。せっかくの旅行です。つまらないリスクを冒したくはありません。
でも、今まで使えていたカードが突然使えなくなるのも不可解です。
福岡旅行中はドキドキでしたが、思い切ってこのA-DATA社製CFカードを使ってみました。4泊5日と日程にも余裕があるので、データが壊れてしまったらまた撮り直せばいいのです。そうやって開き直って撮っていましたが、福岡滞在中に問題は何も出ませんでした。念のため、毎晩欠かさずデータをフォトストレージに転送していましたけどね。
月曜日に桜の写真を撮りに行ったときも、このCFカードを使いました。1時間で100枚以上撮りましたが、何も問題は起きませんでした。
ところが、ところが……
昨日、ローパスフィルタの清掃前に白い壁を撮った後、その画像をD70sの液晶画面に表示させようとしたら、「このファイルは表示できません」というメッセージが表示されました。
まただよ。
CFカードを挿し直すと症状が治まることがあります。先日は、D70sの液晶画面に表示される写真が崩れていると思ったら、CFカードの端子が濡れていた、なんてこともありました (ファインダーをのぞいている間に吐いた息で結露したのでしょうか。だとしたら困ります、ニコンさん)。今回もいったん電源をオフにしてCFカードを抜き、端子を確認して挿し直します。
あれ、それでも治んないね。
ここで慌ててCFカードをフォーマットしては、せっかくのデータが消えてしまいます。ダメでもともと、このCFカードをカードリーダー経由でパソコンに接続してみましょう。
あれれ?
カードリーダー経由でパソコンに接続すると、記録された写真をパソコンにコピーできますし、コピーした写真も正常に表示されます。
変だね。
写真をパソコンに転送したので、D70sでCFカードをフォーマットして引き続き使います。しかし、ローパスフィルタの清掃後、確認用に白い壁を何回か撮っていたら、またもやD70sの液晶に「CHR」が表示されてしまいました。
またアクセスエラーだよ。急に寒くなったから調子悪くなったのかな。別のメーカーのCFカードを買ったほうがいいかなぁ。
蔵出し企画: おもちゃ箱の奥 2005年3月30日の記事は → 「チャイ」 【みぃのつぶやき】 旅行に行くとよく漬物を買ってくるんですが、お土産にお茶っていうのもいいね。 ※ 過去の記事へのコメントも歓迎します。恐れ入りますが、コメントは該当する記事に書いてくださるようお願いします。過去の記事に関するコメントが今日の記事に書かれていると、他の読者が脈絡を理解できず、混乱してしまいますから。 |