D70s with SIGMA 17-70mm F2.8-4.5 DC Macro thru Kenko Pro1D Protector (W), Aperture priority AE (F=3.3, SS=1/50s), -0.7EV (Matrix metering), ISO500, WB=Cloudy (+2), f=24mm (35mm-equivalent: 36mm)
川沿いの道を歩いていたら、道路わきから がけ下に延びる道を見つけました。踏み跡もしっかりしています。川岸まで下りられそうです。下りてみましょう。
急斜面に足を取られないように、足の裏に体重が乗った手ごたえを確認しながら、一歩一歩慎重に坂を下ります。
途中、山肌で木の根がむき出しになり、階段の役割を果たしていました。土が流れてしまったのでしょうか。根っこが傷まないか、ちょっと心配です。
雲間から太陽が顔を出すと、散在する下草が黄緑色に輝き始めました。その輝きは教会の窓にはめ込まれたステンドグラスにも似て、どこからかソプラノの賛美歌が漂ってきそうです。
太陽が雲に隠れると、また元の静けさに戻り、林が冷たくなりました。
D70s with SIGMA 17-70mm F2.8-4.5 DC Macro thru Kenko Pro1D Protector (W), Aperture priority AE (F=2.8, SS=1/40s), -0.7EV (Matrix metering), ISO200, WB=Cloudy (+0), f=17mm (35mm-equivalent: 25mm)
道端の岩には、濃い緑色のコケが生い茂っていました。まるで我が天国と言わんばかりに居心地がよさそう。
この場所は川岸からは少し離れていて、川から立ち上る水滴は届きそうにありません。うっそうと茂る木々に覆われて、湿度が高く保たれているのでしょう。こんな小さな緑も大きな木々に守られているなんて、何だか不思議。
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