みぃちゃんの頭の中はおもちゃ箱

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新聞より小さな文字との戦い

2007年04月29日 19時07分23秒 | IT・デジタル
長崎旅行の写真を整理しながら公開している最中ですが、気になることがあったので別の記事を割り込ませます。

私はUXGAのディスプレイを使っています。20.1インチと広く、横1600×縦1200ドットと解像度の高いディスプレイです。家で仕事することも多いので、表示可能な情報量が多いディスプレイを選びました。早いもので、導入してから2年になろうとしています。

UXGAは、普及版ディスプレイで採用されるSXGA (1280×1024) と比べて1.5倍、安価なノートパソコンで採用されるXGA (1024×768) と比べて2.4倍の解像度があります。解像度が高いと、1ドットあたりのサイズも小さくなります。つまり、横14ピクセルの文字を表示させた場合でも、UXGAのディスプレイではSXGAのディスプレイより文字が小さく表示されます。

しかし、世間では高解像度のディスプレイは少数派なのでしょうか、Webサイトには文字サイズが非常に小さなページがたくさんあります。

先日アクセスしたユニクロのWebサイトの文字も小さくて読むのに苦労しました。あまりに小さいので、どれくらい文字が小さいか計測してみました。

伝統企業コラボTシャツのページに表示された説明文の箇所にあった「伝統企業」と「取扱商品」の横幅を測ったところ、いずれも11.0mmありました。漢字1文字あたりの横幅は
11.0mm / 4文字 = 2.8mm/文字

です。また、注意書き「XXLサイズについては、オンラインストアのみでの取り扱いとなります」のうち、「オンラインストア」という文字の横幅を測ったところ、18.5mmありました。カタカナ1文字あたりの横幅は
18.5mm / 8文字 = 2.3mm/文字

です。手元にあった新聞の文字でも幅が4mmありますから、幅2~3mmとは相当小さな文字です。文字サイズの比は、
漢字の場合: (2.8 / 4)2 = 0.49

カタカナの場合: (2.3 / 4)2 = 0.33

つまり、ユニクロのWebサイトの文字は新聞の文字の1/3~1/2の大きさしかありません。これでは、ほとんど「読むな」と言っているようなものです。

文字サイズが可変なら拡大して読むこともできますが、ユニクロのWebサイトは文字サイズを拡大できませんでした。ブログのテンプレートにも文字サイズが変わらないものが多いです。そういうブログは読むのがしんどい。

Webデザイナーさん、文字サイズは可変にしてください。「お前なんかに読まれたくない」って言われちゃうと、返す言葉もないんですが。

ちなみに、このブログで本文に表示している文字はブラウザ標準のサイズ (font-size:medium) です。


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