みぃちゃんの頭の中はおもちゃ箱

略してみちゃばこ。泣いたり笑ったり

但馬旅行写真集・31 (雨音の波紋)

2006年11月14日 19時04分40秒 | 草木をめでる
gardn009.jpg: 渉成園 (しょうせいえん) にて。侵雪橋 (しんせつきょう)
D70s with SIGMA 17-70mm F2.8-4.5 DC Macro thru Kenko Pro1D Protector (W), Aperture priority AE (F=6.3, SS=1/13s), -0.7EV (Matrix metering), ISO200, WB=Shade (+0), f=32mm (35mm-equivalent: 48mm)

ざくっ、ざくっと砂利を踏みしめながら雨の渉成園 (しょうせいえん) を散策。

無数の雨粒に包まれ、訪れる人も少ない庭園。池のほとりに立つと、ポツポツと傘をたたく雨音だけが耳に届きます。

緑色の水面に落ちた雨滴が、緑色の波紋を広げて池の中に溶けていきます。

gardn010.jpg: 渉成園 (しょうせいえん) にて。回棹廊 (かいとうろう) から木々を望む
D70s with SIGMA 17-70mm F2.8-4.5 DC Macro thru Kenko Pro1D Protector (W), Aperture priority AE (F=3.5, SS=1/20s), 0.0EV (Spot metering), ISO200, WB=Shade (+0), f=17mm (35mm-equivalent: 25mm)

屋根の下で一服。庭木が枝をいっぱいに広げ、しとしとと降り続く雨のうるおいを浴びています。その喜びをおすそ分けしてもらいましょう。

このまま園内をぐるっと一周したいところですが、渉成園の閉園は午後4時。もう出なければなりません。わずか1時間、たった半周の散策でした。

このまま帰るには早すぎます。もう少し歩きましょう。京都駅から渉成園まで歩く間に見かけた東本願寺に入りました。宗教には興味がないのでお参りするつもりはないのですが、何かスナップ写真でも撮れれば、と思って。

cat0000.jpg: 東本願寺にいた黒猫
D70s with SIGMA 17-70mm F2.8-4.5 DC Macro thru Kenko Pro1D Protector (W), Aperture priority AE (F=4.2, SS=1/13s), -1.0EV (Matrix metering), ISO400, WB=Shade (+0), f=55mm (35mm-equivalent: 82mm)

境内にいた黒猫が足元にまとわりついてきます。まったく人を警戒する素振りを見せずに物欲しげに見上げる黄色い目。カメラに興味があるようで、じっとレンズをのぞき込んできます。残念ながら食べ物は持ってないし、持ってても野良猫にあげる趣味はないんだよねー。

東本願寺の黒猫は意外と多くの人に知られているようです。ネットで検索すると、黒猫の目撃情報がたくさん見つかります。

gardn011.jpg: 東本願寺の境内
D70s with SIGMA 17-70mm F2.8-4.5 DC Macro thru Kenko Pro1D Protector (W), Aperture priority AE (F=3.5, SS=1/100s), -0.7EV (Matrix metering), ISO800, WB=Shade (+0), f=17mm (35mm-equivalent: 25mm)

大樹が影を落とす境内をぶらり歩き。

黒猫にはお気に入りの場所があるようで、そこから離れて私の後をついてくる様子はありませんでした。

撮影後記


雨の日にホワイトバランスを日陰に設定して撮ると、色がこってり乗るようです。実際、雨に濡れた木肌や葉は色が濃くなるので当然と言えば当然ですが、ここまで色が濃く乗るとは思いませんでした。

4枚目の写真 (gardn011.jpg) はまたまたISO感度を戻し忘れてISO800で撮ってしまっています。黒猫の撮影で感度を上げたまま風景を撮ってしったようです。ISO200 (D70sの最低感度) まで落としてもシャッタースピードは1/25秒と十分余裕があるのに。



但馬旅行の目次は → こちら



雨飾り」 ← 但馬旅行の前の記事 (旅程順) はこちら。
但馬旅行の次の記事 (旅程順) はこちら → 「京都も雨



蔵出し企画: おもちゃ箱の奥

2005年11月14日の記事は → 「鳴門・高松旅行記・28 (シメジ島)

2004年11月14日の記事は → 「禁煙車も煙まみれ

【みぃのつぶやき】 高松でも日本庭園の散策中に雨に見舞われました。去年高松旅行で使ったカメラはコンパクトデジカメなので傘を差しながらでも何とか撮影できましたが、一眼レフとなるとカメラが濡れないように注意するだけでもかなり神経を使います。雨の日に一眼レフカメラを使うには、三脚か一脚が不可欠です。

※ 過去の記事へのコメントも歓迎します。恐れ入りますが、コメントは該当する記事に書いてくださるようお願いします。過去の記事に関するコメントが今日の記事に書かれていると、他の読者が脈絡を理解できず、混乱してしまいますから。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。