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長崎旅行写真集・21 (江戸時代の香り)

2007年04月16日 19時45分16秒 | 気ままにお出かけ
architecture068.jpg: 乙名部屋
D70s with SIGMA 17-70mm F2.8-4.5 DC Macro thru Kenko Pro1D Protector (W), Manual exposure (F=3.5, SS=1/6s), ISO200, WB=Flash (+0), f=17mm (35mm-equivalent: 25mm)

提灯 (ちょうちん)、笠 (かさ)、みの、草履などが掛けられた入り口。畳に置かれた行灯 (あんどん) からぼうっと光が放たれ、今にも着物姿の役人が出てきそうです。気分はすっかり江戸時代。

こちらは乙名 (おとな) 部屋。一言で言えば、乙名は日本側の管理責任者。貿易の事務や施設の管理などを行っていました。

当初、出島乙名には出島の築造費用を出資した町人が任命されました。出島は町人が自分のお金で造り、その出島町人からオランダ人に賃貸されていたのです。これにはびっくり。出島町人は、さしずめ現代のデベロッパーといったところでしょうか。

その出島の賃貸料は、今の貨幣価値に換算してなんと1億円。築造にもかなりの費用がかかったでしょうが、出島の賃貸は相当おいしいビジネスだったはずです。

ちなみに、現代に入ってこの出島和蘭 (オランダ) 商館跡の復元整備に投じられた金額は100億円。莫大な金額です (おそらく、ほとんどは土地の買収費用でしょう)。

tabi0213.jpg: いろり
D70s with SIGMA 17-70mm F2.8-4.5 DC Macro thru Kenko Pro1D Protector (W), Manual exposure (F=3.8, SS=1/10s), ISO200, WB=Sunny (-1), f=38mm (35mm-equivalent: 57mm)

鉄瓶が置かれた いろり。シューッと湯気を噴き出しそうです。

window01.jpg: 乙名部屋の窓
D70s with SIGMA 17-70mm F2.8-4.5 DC Macro thru Kenko Pro1D Protector (W), Manual exposure (F=4.2, SS=1/500s), ISO200, WB=Sunny (-1), f=55mm (35mm-equivalent: 82mm)

乙名部屋の窓は、強い日差しや雨を避けつつ、適度な光と風を通せるようになっています。

tabi0214.jpg: おけ
D70s with SIGMA 17-70mm F2.8-4.5 DC Macro thru Kenko Pro1D Protector (W), Manual exposure (F=6.3, SS=1/100s), ISO200, WB=Cloudy (+0), f=38mm (35mm-equivalent: 57mm)

乙名部屋の前には曲げ物の桶 (おけ)。水をくんでおいたのでしょうか。



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