みぃちゃんの頭の中はおもちゃ箱

略してみちゃばこ。泣いたり笑ったり

100歳の誕生日

2007年11月10日 19時28分18秒 | 気ままにお出かけ
今日11月10日で、名古屋港が開港100周年を迎えました。人間に例えれば100歳の誕生日。

誕生日をお祝いして、名古屋港に巨大なケーキが登場しました。ケーキの周りをキャンドルが色どります。

ひとしきりケーキを撮影して、同時寄港している帆船海王丸と日本丸を撮りに行こうと思ったら、雨がパラパラと落ちてきました。雨粒は、あれよあれよという間に大きくなっていきます。カメラにハンカチをかぶせて、屋根の下に緊急避難。

しばらくすると雨はやみました。一安心して再び船に近づくと、また雨がポツポツ。ちょっと条件が悪いなぁ。

今日のところは撤収して、帆船の撮影は明日以降に延期しました。



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ビッグイシュー発見

2007年11月09日 19時30分26秒 | 日常のあれこれ
久々に都心で用事を済ませてきました。

最初の用事がずいぶん早く片付き、次の予定までかなり時間が空きました。こんなときは、寄り道をして楽しむべし。

いつもと違う道を歩いていると、歩道のわきに、雑誌の表紙らしきものを右手で高く掲げた男性が立っていました。

あれはひょっとして……。

近づいてみると、予想どおりビッグイシューでした。

「こんにちは」

丸顔のおじさんが穏やかな声で迎えてくれました。販売員から直接買うのは初めてです。ビッグイシューには以前から関心を持っていましたが、タイミングが悪いのか歩く場所が悪いのか、この日に至るまで販売員を見つけられないままでした。

ビッグイシューを見つけたら、買うことに迷いはありません。

「ひとつください」

本や雑誌を買うときには、いつも内容を確認してから買うのですが、今回は中味を確認せずに買いました。内容がつまらなかったら寄付と考えるつもりです。(その意味では、純粋な経済行為としての購入ではありません。ホームレスの人を商店の店員と同列に見て買ったというよりは、安っぽい同情心に支配された購買行動と言えます。)

いざ開いてみると、内容は盛りだくさん。新聞 (一般紙) より突っ込んだ記事がびっしりと並んでいます。

ざっと目を通してみると、記事はほとんどインタビューで構成されています。人を中心に置くのがビッグイシューの編集方針なのでしょうか。ホームレス支援を目的としている雑誌ですから、それくらいのポリシーを持っているのかも知れません。

第82号の特集は自転車。マイカーを持たずに暮らしている私には身近な交通手段です。他の人はどんな自転車ライフを送っているのでしょうか。

今の日本の道路では車が幅を利かせていて、自転車で車道を走ると大変危険です (歩道が整備されていない道路は徒歩でも非常に危険です)。本当は、自転車がスイスイと走れる道路になって欲しいです。段差の多い歩道をママチャリでえっちらおっちら走るのでは、あまり遠くに行けません。クロスバイクで颯爽 (さっそう) と飛ばしたら、行動範囲もぐんと広がるでしょう。輪行して (自転車を荷物のひとつとして公共交通機関で運んで) 旅先でサイクリングするのも楽しそうです。

夢ばかりが膨らみます。道路は危険なままで、自転車で快適に走れるわけじゃないのに。

居酒屋ひしめく路地裏

2007年11月08日 23時00分31秒 | 気ままにお出かけ
night033.jpg: 神宮小路の居酒屋
D70s with SIGMA 17-70mm F2.8-4.5 DC Macro thru Kenko Pro1D Protector (W) and LEE Graduated ND 0.6 Soft filter, Aperture priority AE (F=2.8, SS=1/15s), 0.0EV (Matrix metering), ISO500, WB=Sunny (-3), f=17mm (35mm-equivalent: 25mm)

赤ちょうちん。ところどころ破れているところが、気取ってなくていい。

night034.jpg: 神宮小路に建ち並ぶ飲み屋
D70s with SIGMA 17-70mm F2.8-4.5 DC Macro thru Kenko Pro1D Protector (W) and LEE Graduated ND 0.6 Soft filter, Aperture priority AE (F=3.8, SS=1/10s), +0.7EV (Matrix metering), ISO320, WB=Sunny (-3), f=38mm (35mm-equivalent: 57mm)

マイクで増幅され、エコーがかけられた低い歌声が細い路地にあふれ出ます。

ここは神宮小路。細い道の両側に居酒屋がひしめき合っています。近くに駅があり、仕事を終えたサラリーマンでにぎわう場所のようです。

night035.jpg: 神宮小路に建ち並ぶ飲み屋
D70s with SIGMA 17-70mm F2.8-4.5 DC Macro thru Kenko Pro1D Protector (W) and LEE Graduated ND 0.6 Soft filter, Aperture priority AE (F=3.8, SS=1/10s), +1.0EV (Matrix metering), ISO500, WB=Sunny (-3), f=38mm (35mm-equivalent: 57mm)

大通りから1本入るだけで、戦後のバラック小屋がそのまま町を形作ったような路地裏が現れます。

薄暗がりの踊り場

2007年11月07日 23時01分03秒 | 光と空間
stairs012.jpg: 階段の踊り場
D70s with SIGMA 17-70mm F2.8-4.5 DC Macro thru Kenko Pro1D Protector (W), Aperture priority AE (F=2.8, SS=1/6s), -0.7EV (Matrix metering), ISO400, WB=Fluorescent (+0), f=17mm (35mm-equivalent: 25mm)

階段の踊り場。家路に就く人々が顔を上げ、折り返してはまたうつむく場所。人々は肩をだらりとぶら下げ、背中を丸めて階段を上り、踊り場にため息を落としていく。

ここは、陸橋の下の薄暗がりに申し訳程度にしつらえられた通り道。面倒なものは、コンクリートで固められて都会の片隅に押し込まれる。

足元を照らすことだけが目的の黄ばんだ光が、踊り場に渦巻くため息と混じり合う。ヘドロのように沈殿したため息は、人が通るたびに灰色の川底から舞い上がる。

ひとしきり人が流れ、ヘドロを押し流していった。踊り場が晴れ晴れとした素顔を見せてくれた。

陸橋の下の駐輪場

2007年11月06日 22時37分18秒 | 光と空間
night032.jpg: 陸橋と駐輪場
D70s with SIGMA 17-70mm F2.8-4.5 DC Macro thru Kenko Pro1D Protector (W), Aperture priority AE (F=2.8, SS=1/6s), -0.7EV (Matrix metering), ISO640, WB=Sunny (+0), f=17mm (35mm-equivalent: 25mm)

陸橋へ続く階段を上る。ステンレスの手すりが鈍く光る。眼下には黄ばんだ駐輪場。

road018.jpg: 道路
D70s with SIGMA 17-70mm F2.8-4.5 DC Macro thru Kenko Pro1D Protector (W), Manual exposure (F=3.3, SS=1/8s), ISO1250, WB=Sunny (+0), f=26mm (35mm-equivalent: 39mm)

水銀灯が落とす黄ばんだ緑色の光の下、延びる道。

道路が延びるこの光景の何がいいのか分からないけど、撮りたくなった写真。写真を撮っているのは私なのか、私の中の別人なのか。それも分からない。