みぃちゃんの頭の中はおもちゃ箱

略してみちゃばこ。泣いたり笑ったり

ラクダとともに

2010年03月06日 23時47分07秒 | 気ままにお出かけ
名古屋芸術大学の卒業制作展を見てきました。全体として日本画は具象的で、洋画は抽象的な作品が多かったです。例によって例のごとく私には具象的な絵のほうが親しみやすく、ほとんどの時間を日本画の前で過ごしました。

一番長い時間を過ごした絵は……

●「祈り」 画: 三輪彩乃さん

ラクダが足を折り曲げて腹ばいになっています。伏せられた長いまつげが目を引きます。ラクダは目を閉じ、遠くを見つめるかのように鼻を掲げています。日の光や風のにおいに身を任せているのでしょうか。満ち足りた、穏やかな表情をしています。

そのラクダと向かい合って座るひとりの若い女性。モスグリーンのルーズなノースリーブを着て、地面にぺたんこ座り。背中を丸め、あごを上げてラクダを見つめています。女性のまなざしはラクダを見守るように温かく、口元にはかすかな笑みをたたえています。ほっと安心したかのようです。

安らかな時間が、波ひとつ立てずに流れていきます。

学習能力

2010年03月04日 22時57分32秒 | IT・デジタル
ニコッとタウンで町を歩き回っていると、多くの人が「ありがとう」とお礼を言っています。

「ありがとう」と言うと何か特典でもあるんだろうか。

最初は何が何だか分かりませんでした。

しばらく他の人の様子を観察して、分かってきました。

ニコッとタウンでは相手が素敵だと思ったときに「ステキ」ボタンを押して相手が素敵だとほめることができ、そのステキを押されたユーザーがお礼を言っていたのです。

どんなルールがあるか教えられなくても、状況を見て学習する能力を人間は持っているんですね。そのことに感心しました。

人間に限らず、犬でも牛でも学習能力を持っており、経験から規則性を見出して知識として蓄積することができます。

とっても不思議な能力です。この能力は、まだコンピュータではほとんど再現できていません。人工的に実現できた学習能力はごく限られた状況・領域でのものであり、生物が持つ汎用的な学習能力にはまだ遠く及びません。

生物って、本当に不思議。

小さな魔界

2010年03月03日 22時57分48秒 | お仕事・学び
先日、事務所の棚を整理しましたが、まだ整理できていない場所があります。

ほとんど魔界と化しており、誰も手をつけられない空間です。

日本全国津々浦々、どこの会社にもある、冷たく閉ざされた空間。

冷蔵庫。

冷蔵庫の中は、もうほとんどパンドラの箱。開けたら最後、わけの分からないものがあふれ出します。

誰のだか分からない飲みかけのペットボトルが何本も何本も。未開封のまま放置されているコンビニデザート。何が入っているか分からない袋。

持ち主が不明なので、捨てたくても捨てられません。

私の物でないことは確かだけど。

私は、出勤しても飲み物を冷蔵庫に入れません。

家でも、飲み物を冷たく冷やして飲むことはほとんどありません。冬の間はもちろん、夏でも冷たいものはあまり飲みません。

例えば牛乳の場合、冬は電子レンジで50秒ほど温めてぬるくしてから飲みます。夏でも、レンジで20秒ほど温めて、常温に戻してから飲みます。お茶でも似たような感じです。

冷たいものをお腹が欲しがってないような気がするの。

捨てるものいっぱい

2010年03月02日 22時31分14秒 | お仕事・学び
先日片付けた事務所は、まだきれいに整理された状態を保っています。

この状態も、もって3日だろうけど。

事務所にいると、いろいろなものが目につきます。ほこりまみれの古い情報誌、誰も手に取らないままとっくの昔に期限が切れた優待券、いつのだか分からない業務連絡メモ、……。

今日は、そんなゴミをせっせと捨てました。何だか気分がいい。もっと捨てるものはないかなー?