hisakunnのブログ

日米の民主主義崩壊

御岳山の行方?

2014-09-30 10:18:06 | 日記
 再び火山性微動が大きくなっているという御岳山! これから、どうなるのでしょうか? 西ノ島の噴火でも見られるように、日本近海では地下マグマのエネルギーが増大しています。

 一度、水蒸気爆発して噴火した火山が、溶岩流の流出を伴う規模の大きな噴火に発展するケースも多いのです。 専門家と言われる連中は今のところ溶岩噴火に発展する確率は少ないと予測していますが果たして、そうでしょうか?

 あれだけの水蒸気を噴出して地下の水は相当に吹き出たはずです。 ところが思ったほど、陥没部分が見られません。 と言う事は、地下に出来た空洞部分にはマグマが上昇して来ている可能性があります。

 マグマの絶対量の問題です。 大きな火山の跡を見ると、阿蘇山のようにクレーターの跡が見られます。 多分、阿蘇山の場合は相当なマグマが噴出したのでしょう!

 御岳山の下にあるマグマの勢いが、どれくらいの大きさかは現状では誰にも見えません。 言えることは、火山性微動が再び増してきたという事実だけです。

 つまり、未だ溜ったエネルギーが蓄積されているという事でしょう! 溶岩流を伴う噴火の危険性は大いに在ると言うべきです。 原発の事故の場合も言えるように、最悪を予測して備えるべきです。

 火山性微動が完全に治まって、数年過ぎても安心は出来ません。 なのに現在は微動は増していると言うではありませんか?

 その段階で、これ以上、大きな噴火の危険性が少ないと言う予測は如何にも愚かです。 恐怖心を与え過ぎる心配と、大きな被害が出る心配! 日本では一般に、前者を憂慮してきた傾向です。

 その結果が、原発事故です。 解り易く言えば、そんな危険性を考えていては商売にならないと言うのでしょう。 慎重に考え過ぎるのは現代の社会では好まれないのが現実です。

 しかし、事実は事実として、明確に示すべきです。 西ノ島のように一層、活発化する可能性も強いのです。 地元の産業や観光事業者には残酷ですが、暫くは経済活動は控えるべきです。

 安易に期待を持たせてはいけません。 国民の安全を守るためです。 起きた時は、起きた時で考えれば良いなんて考えが原発事故を生んだのです。

またババを掴まされた住友商事!

2014-09-30 00:05:18 | 日記
 アメリカが言う石油に換わるシェールガスの開発である。 原発と同じで、大きなリスクを伴う新エネルギー! どこまで原油に取って換わる資源なのか?

 住友の体質か? ババを掴まされる頻度が高い企業である。 バブルの頃にも不動産投資や証券投資でも大きな損失を出していた。

 日本の大企業では、こういう失敗や企業への損失でも、役員や経営陣が、それほど大きな責任や負担を背負わされることは少ない。 精々、降格か左遷くらいである。

 世界でサブプライムの債券をファンド化して多くの金融機関や投資家がババを掴んだ時にも損失を与えた機関もソン出を出した企業も責任の追及を殆どしませんでした。

 こういう事件に直接、拘わった当事者が、それほど大きな責任を負わないのは何故だろう? 携わる担当者は殆どが単なる雇われ人で、扱う資金や資本は株主のもの。 損害を与えても直接、痛みを感じる人が居ないに等しいからだ。

 今回の住友の特別損失は1700国円とか? 数字だけは大きいが、投資に失敗した止むを得ない損失という内部処理で終始する。 1社だけの問題だから、証券市場も東証も大きく取り上げることはない。

 果たして、止むを得ないで済まされる問題だろうか? アメリカで度々、起きる似たような問題! これからも続くに違いないであろう問題である。

 金融や、資本の世界では、表面には出ないだけで、こういう問題には悪巧みが隠れていることも多い。住友は単に騙されたのか?

 アメリカは承知の上で、仕組んで来る。 金融や投資の世界では日常である。

 世界に戦争をばら撒いて潤い、世界にリスクを押し付けて、アメリカやアメリカ資本が甘い汁を吸い取るのである。 これもアメリカの言う自由な金儲け?

 巧みな搾取の手立てである。 民主主義で言う公平や平等とは程遠い、現実です。

 フェアーに競争して利益を上げる事の出来る社会が望ましいと考える私には耐え難い邪道です。 人間の苦労と努力が正当に評価され、相応しい対価が支払われる社会が理想です!!