米朝会談、各国の事情で足並み、揃わず❗

その中でも日本は突出して、各国から掛け離れていて相容れない状態にあるようです。

世界の国々の対応の変化に疎く、更にヒタスラ自分達の都合を優先するが為に各国との歩調が合わないのでしょう。

北朝鮮については余りに、拉致問題の関係に比重を掛ける為に、米中韓とも同一歩調が取れないのです。確かに、拉致問題も国内的には重要でしょう！ところが北朝鮮の置かれた立場からすれば、戦時行為としての拉致も止むを得ない事情もあったと考えられるのです。

日本国内で、拉致、拉致と騒ぎ立てる連中の背景にある思惑を解る人達からすれば、その事情を騒ぎ立てる道具として利用しているに過ぎないのが拉致問題なのです。

そんな連中に騒がれて適切な判断さえ出来ない低いレベルの日本政府です。各国にすれば日本を相手にしていては出来る話も出来なくなります。

だから6カ国協議なんて名ばかりで、会議を開いても話は進まず、日本だけが国内事情をゴリ押ししているようにしか見えないのです。

だから北朝鮮は他の関係国とは会談しますが、日本とだけは相手にしない状態ですね！

日本では、拉致問題を取り上げることに価値があるだけで、拉致問題を解決するのが目的ではないのです。拉致関係の当事者さえ、この状態ですから関係する国会議員なんて尚更です。拉致を騒いでいないと選挙に勝てないとしか考えていないのです。

さて、米朝会談の行方は、どうなるのでしょうか？ アメリカでは一部のトランプ大統領寄りの関係者は本当に朝鮮半島の融和を望んでいるのでしょうか？

アメリカが、この東アジアの地域の安全性を重視するならアメリカは中国やロシアとも経済的に大きな利益を享受出来るでしょう！

果たして、その方向に行くのでしょうか？ その時には、日本に多額の資金を捻出させる必要が出て来ます。

朝鮮半島が終戦した状態になれば、日本に戦争責任を問えますから日本は、あの戦争の責任から逃れることは出来ないでしょう！

北朝鮮の拉致に対する責任など比率で言えば、百分の一程度のものです。この問題を取り上げるなら中国も韓国も歩調を合わせて来ますから日本は絶対に勝てません。

だから日本政府の本心は、朝鮮半島の安全ではなく、現状の南北関係で良いと言うのが本心なのです。中国にとっては、朝鮮半島がアメリカ一辺倒の国にしかならなければ、朝鮮半島の安定は望むところでしょう！

私の予想では多分、日本の思惑の外れた方向に、朝鮮半島問題は進んで行くでしょう！ どの国も対日だけは別物扱いの状態が続くと思います。