東京体育館プール

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重要！スイムチャレンジクラブ会員のお客様へ（2006/2/21）

いつも当館屋内プールをご利用いただき、ありがとうございます。
急なお知らせで恐縮いたしますが、このたび、長年ご愛顧いただきましたスイムチャレンジクラブは、３月３１日をもちまして終了させていただき、４月以降に新たなポイントサービスを実施することになりました。
つきましては、新規ご入会と更新は２月２１日より見合わせることとさせていただきます。
ご利用のお客様におかれましては、ご理解とご協力をお願いする次第です。
なお、４月１日以降の屋内プール、NEWスイムチャレンジクラブ（仮称）につきましては、詳細が決定次第、ご案内させていただきます。
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今日は、仕事の帰りに、２０時から東京体育館プールで１２００ｍ泳ぎました。

上記のニュースリリース、なんだかいやーな予感がするのです。

今年の４月から、東京体育館も「指定管理者制度」で、民間事業者の有するノウハウを活用し、施設の管理を委託するらしいのですが、サントリー株式会社、株式会社ティップネス、株式会社オーエンスが、管理者として決定しています。

この中で、プール関連はたぶんオーエンスだと思います。ティップネスも関与するのでしょうか？ティップネスはジムの方だと推測するのです。

(※2006/03/06 ふかよん注：プールの管理はティップネスが担当することがわかりました。)

東京体育館プールは、２００３年７月に突然４５０円から６００円に値上げした前科があります。

東京体育館、いつもお知らせが突然なのです。６００円への値上げのときも、前月までにお知らせがなかったくらいです。民間では、考えられないことです。

私には、また値上げが近い将来あるかもしれないという懸念があります。

フィギュアスケートのリンクが次々と閉鎖に追い込まれているニュースを最近見聞きしましたが、温水プールも施設の維持に非常にお金がかかると思うのです。

千駄ヶ谷の東京体育館プールは、ごみ焼却場の余熱を利用しているわけではないのです。最悪のシナリオは東京体育館プールが近い将来閉鎖されることです。

スポーツクラブのプールの使用料６００円というのを聞いたことがないように、東京都の財源がなければ、採算はとれないはずです。

施設の管理は民間に委託してコスト削減やサービスレベル向上があるのでしょうが、いかに収入を増やすかということについてはあまり期待できないでしょう。新たなポイントプログラムで使用者を増やすだけでは焼け石に水かもしれません。１日あたり１００人利用者が増えたとしても、１日６万円しか収入が増えないのですから。

利用者の立場から言わせてもらうと、今より入場者が増えると、人口密度が増えて泳ぎづらくなります。

入場者の使用料だけでなく、他の収入源を考えていく必要があるのでしょう。