家庭の所得によって、子どもの進学への期待や習い事にかける費用に格差が出ていることが、「こども未来財団」(東京都港区)の調査で明らかになった。
調査は昨年10月、20~44歳の既婚男女約2400人に行い、回答者の家庭所得を年収「200万円未満」から「1000万円以上」まで6分類した。
1000万円以上の家庭では89%が子どもに大学・大学院進学を希望しているのに対し、200万~400万円未満は44%、400万~600万円未満は60%。200万円未満の家庭では30%が「特に希望はない」と答えた。
第1子に習い事をさせる割合や平均月謝額も所得に“比例”。1000万円以上の家庭の79%が習い事をさせ、約2万7000円の月謝を払っているのに対し、400万~600万円未満と200万~400万円未満の家庭では、それぞれ52%、約1万2000円と38%、約9600円だった。
調査にかかわったお茶の水女子大の坂本佳鶴恵教授(社会学)は「子どもの教育費は『かかる』というよりも『かける』ということが明確に表れた。所得差が教育格差につながりかねない。子育て世帯への教育費の支援が今後の課題になる」と話している。
(読売新聞) - 3月14日14時38分更新
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習い事をさせる割合や平均月謝額が所得に“比例”というのは別に驚くことではありません。
私には子どもどころか家族もいないので、いくらかかるのか知りませんでした。ですから、数字には非常に興味がわくのです。
>1000万円以上の家庭の79%が習い事をさせ、約2万7000円の月謝を払っている。
共働きなら、1000万円以上の家庭は珍しくないでしょう。約2万7000円の月謝・・・・。私の習い事・トレーニング(テニス、水泳)の月謝よりも高いではないかと言ってみても、子供たちにもお金がかかるのですね。子どもたちも英語、ピアノ、塾、テニスなどいろいろやってみたいでしょう。
「こども未来財団」なんてあるのかと思って、ホームページで他のレポートを読んだら、妊娠・出産と0歳児の子育てコストの合計が100万円で、1歳児から6歳児まで、子育てコスト(食費、衣料、幼稚園、習い事など全てを含みます)は年間60万円という調査結果がありました。
私の甥たちも、兄(小1)、弟(保育園4歳)ともに最近ピアノを習うようになったと聞きました。たいした金額ではないでしょうけど。
所得差が教育格差につながるのは中学・高校でしょう。試験に頭の良し悪しってあまり関係ないのではないか、要は問題を解く技術だと思うわけでして、その技術の習得には特別なトレーニングがあって、私立の方が圧倒的にメソッドをもっているということではないでしょうか。
鳥取の公立高校出身の私には、体験したことのない世界なのですが・・・。
ここまで調べたので、私立高校、それも開成高校のホームページで月謝を調べました。すると、諸費用を含めて月5万円近くもかかることがわかりました。この他にも受験のための予備校、その他があるでしょうから、月10万円近くはかかるのでしょうか。
今後、もっと知りたいのは、どんな気持ちで親が月謝を払っているかということ。
子供がいる人には、こんなことも知らなかったのかと言われそうですが、月謝のことを調べて、少し勉強になりました。
調査は昨年10月、20~44歳の既婚男女約2400人に行い、回答者の家庭所得を年収「200万円未満」から「1000万円以上」まで6分類した。
1000万円以上の家庭では89%が子どもに大学・大学院進学を希望しているのに対し、200万~400万円未満は44%、400万~600万円未満は60%。200万円未満の家庭では30%が「特に希望はない」と答えた。
第1子に習い事をさせる割合や平均月謝額も所得に“比例”。1000万円以上の家庭の79%が習い事をさせ、約2万7000円の月謝を払っているのに対し、400万~600万円未満と200万~400万円未満の家庭では、それぞれ52%、約1万2000円と38%、約9600円だった。
調査にかかわったお茶の水女子大の坂本佳鶴恵教授(社会学)は「子どもの教育費は『かかる』というよりも『かける』ということが明確に表れた。所得差が教育格差につながりかねない。子育て世帯への教育費の支援が今後の課題になる」と話している。
(読売新聞) - 3月14日14時38分更新
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習い事をさせる割合や平均月謝額が所得に“比例”というのは別に驚くことではありません。
私には子どもどころか家族もいないので、いくらかかるのか知りませんでした。ですから、数字には非常に興味がわくのです。
>1000万円以上の家庭の79%が習い事をさせ、約2万7000円の月謝を払っている。
共働きなら、1000万円以上の家庭は珍しくないでしょう。約2万7000円の月謝・・・・。私の習い事・トレーニング(テニス、水泳)の月謝よりも高いではないかと言ってみても、子供たちにもお金がかかるのですね。子どもたちも英語、ピアノ、塾、テニスなどいろいろやってみたいでしょう。
「こども未来財団」なんてあるのかと思って、ホームページで他のレポートを読んだら、妊娠・出産と0歳児の子育てコストの合計が100万円で、1歳児から6歳児まで、子育てコスト(食費、衣料、幼稚園、習い事など全てを含みます)は年間60万円という調査結果がありました。
私の甥たちも、兄(小1)、弟(保育園4歳)ともに最近ピアノを習うようになったと聞きました。たいした金額ではないでしょうけど。
所得差が教育格差につながるのは中学・高校でしょう。試験に頭の良し悪しってあまり関係ないのではないか、要は問題を解く技術だと思うわけでして、その技術の習得には特別なトレーニングがあって、私立の方が圧倒的にメソッドをもっているということではないでしょうか。
鳥取の公立高校出身の私には、体験したことのない世界なのですが・・・。
ここまで調べたので、私立高校、それも開成高校のホームページで月謝を調べました。すると、諸費用を含めて月5万円近くもかかることがわかりました。この他にも受験のための予備校、その他があるでしょうから、月10万円近くはかかるのでしょうか。
今後、もっと知りたいのは、どんな気持ちで親が月謝を払っているかということ。
子供がいる人には、こんなことも知らなかったのかと言われそうですが、月謝のことを調べて、少し勉強になりました。