吉野家ホールディングスは12日、「吉野家」で販売する牛丼(並盛り)の肉の量を従来の85グラムから90グラムに増やすことを明らかにした。コメは10グラム減らして250グラムにする。現在の肉やコメの量は戦後間もないころに決まっており、60年以上、仕様を変更していなかった。消費者の嗜好の変化などに対応、よりおいしく感じられる配分にして集客増を狙う。
新仕様の牛丼は1日から試験的に販売しており、週内には全店で移行を終える見通し。吉野家によると、牛丼の肉の量は現段階では他社と横並びで、増量により同社が最多になる。1食あたりの原価率は上昇するが、中長期的に固定客を確保するために品質向上を優先する。タレの味は変えず、並盛り以外の肉・コメの量は従来通り。
吉野家は使用する肉牛へのこだわりなどもあり、牛丼価格が他社より高い。他社の低価格攻勢の中で昨年半ばまで客数の大幅減少が続いていた。
低価格商品の投入などで客数が回復したのを受け、昨年12月に品質強化活動を開始。アンケートや試食の結果から最適なバランスを選び、具材から調理工程まで108項目を見直して肉やコメの量を変えることにした。
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60年以上、肉とコメの量を変えなかったというのは吉野家のこだわりのすごさですが、肉やコメ自体の品質向上ではなく、肉とコメの量を変えるだけで品質向上につがるのは、コロンブスの卵的な見落としていた発想ですね。
厨房のひとは、新基準の肉とコメの量を厳密に守って牛丼を出してもらいたいです。
これまで、肉の量は、体感では、バラツキがあると私は思っています。
本当に美味しくなっているのか、確かめてみたいですね。
新仕様の牛丼は1日から試験的に販売しており、週内には全店で移行を終える見通し。吉野家によると、牛丼の肉の量は現段階では他社と横並びで、増量により同社が最多になる。1食あたりの原価率は上昇するが、中長期的に固定客を確保するために品質向上を優先する。タレの味は変えず、並盛り以外の肉・コメの量は従来通り。
吉野家は使用する肉牛へのこだわりなどもあり、牛丼価格が他社より高い。他社の低価格攻勢の中で昨年半ばまで客数の大幅減少が続いていた。
低価格商品の投入などで客数が回復したのを受け、昨年12月に品質強化活動を開始。アンケートや試食の結果から最適なバランスを選び、具材から調理工程まで108項目を見直して肉やコメの量を変えることにした。
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60年以上、肉とコメの量を変えなかったというのは吉野家のこだわりのすごさですが、肉やコメ自体の品質向上ではなく、肉とコメの量を変えるだけで品質向上につがるのは、コロンブスの卵的な見落としていた発想ですね。
厨房のひとは、新基準の肉とコメの量を厳密に守って牛丼を出してもらいたいです。
これまで、肉の量は、体感では、バラツキがあると私は思っています。
本当に美味しくなっているのか、確かめてみたいですね。