ふかよんライフスタイルファンド日記Ⅱ

生活・仕事・遊びのポートフォリオを重視し、ライフスタイルの「運用」を考えていきます。

2011品川区民春のコンサート

2011-05-29 06:11:52 | Weblog
(第49回品川区民管弦楽団定期演奏会)

2011年5月28日(土)
開場:午後6時00分/開演:午後6時30分
きゅりあん8階・大ホール(JR大井町駅中央東口前)

モーツァルト 歌劇「ドン・ジョヴァンニ」序曲
ラフマニノフ ピアノ協奏曲第3番
ブラームス 交響曲第2番


ピアノ独奏:有森 直樹
指揮:高橋 隆元
演奏:品川区民管弦楽団


主催:品川区・品川音楽文化協会

【お願い】※未就学児童の入場はご遠慮願います。
演奏中、2歳~就学前の一人遊びのできるお子様の保育を行います。【10名様抽選、費用100円(おやつ代)】5月19日(木)までに、はがきにて(コンサートの託児)として 住所・氏名・お子様の氏名(ふりがな)・性別・年月齢・電話番号を明記の上、文化スポーツ振興課文化振興係までご応募ください。(〒140-8715 品川区広町2-1-36)

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昨日「2011 品川区民 春のコンサート」を妻と一緒に聴きました。

私たちは品川区民でないので心配していましたが、娘(2歳5ヶ月)の託児の抽選が当たり、妻と一緒に聴く久しぶりのクラシックコンサートでした。

きゅりあんの託児場所への道順を間違えたり、託児所で私たちと離れることに娘が激しく抵抗したりしたため、演奏会場に到着したときにはドン・ジョヴァンニが始まっていました。

さらにトイレへ行ったため、ラフマニノフ ピアノ協奏曲第3番の第一楽章にも間に合わなかった。

第二楽章から聴くことになりました。

妻は第一楽章が好きなので、私の段取りの悪さでこのようなことになってしまい、申し訳なかったです。

ラフマニノフ ピアノ協奏曲第3番は、私の最も好きな協奏曲です。

2007年の「熱狂の日」で、妻と一緒に小山実稚恵さんのピアノで初めてこの曲を聴いたとき、曲の構成が極めてわかりづらく、聴いた後、メロディーを歌えないという稀な曲だったのですが、4年間毎日のようにホロヴィッツのピアノで聴いてきました。この曲は間違いなく傑作です。2歳の娘もこの曲の展開が分かっており、第三楽章の終わりに拍手します。ラフマニノフ ピアノ協奏曲第3番は、我が家の協奏曲でもあるのです。

有森直樹さんのピアノ、第二楽章からすでにノリノリでした。この難曲に対して、自身のぎりぎりのところで演奏するというよりは、余力のある演奏でした。ゴルフで例えると、ゴルファーのゴルフというよりは、レッスンプロのゴルフ。今書いていて、分かりづらいと思ったし、分かってもらえないとも思いますが、このまま修正しないでおきます。

有森さんのアンコールは、シューマンのトロイメライ。

ホロヴィッツがアンコールでよくトロイメライを演奏しました。有森さんはホロヴィツが好きなのでしょう。

有森さんのトロイメライを聴くとき、私は、子供の頃の赤トンボを追いかけた情景を夢想しました。会場のオレンジがかった照明が夕焼けを、夕焼けが赤トンボを連想させたのでしょう。

有森さんのトロイメライは、私の子供の頃を思い出させてくれて、泣きそうになるほど、素晴らしい演奏でした。
コメント
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